2010年 05月 27日
【10006】 102歳、藤井郁さんの大往生 |
★ 昨日の午後、以前、私が勤務していた毎日新聞社のOB会から「藤井郁さんが亡くなられました」と連絡がありました。その方のお話では、藤井さんの逝去は、毎日新聞OB生存者の最高齢者・102歳の大往生で、OB会役員の方々も感一入、とのことでした。
★ 「藤井さんは5月20日午前2時40分、療養先の東京・杉並の老人施設・松風園内で老衰のため逝去されました。102歳でした。既に「お別れ会」は、松風園で22日執り行われました」とか。
★ 直ちにご遺族にお悔やみの電話をしました。実は藤井さんの姪御さんは、私の大学の後輩で同じ新聞社の同僚記者と結婚し、藤井さんともども家族ぐるみでお付き合いした深い仲です。
★ 私は、率直にこみ上げる感慨を口にしました。「寂しいですね。でも、ひょっとしたらお喜びを申し上げてもいいかもしれません。藤井さんは年齢を重ねるほどに大きく花を開かれました。そして天寿を全うされた。見事な自己完結です。本当に慶賀の至りです」 姪御さんの声も明るくはずんでいました。「私たちもそう想っております」
★ 藤井さんが如何に偉大な方であったか。そのことについては、以前、このブログに紹介したことがあります。私自身にとっては、替えがたい人生の師でありました。この一文を書き記した折、コピーしてお送りしたら、大層喜んでいただき、「私ももう百寿ヨ。まだまだ元気」と実に若々しいハリのある声で電話を下さいました。
★ その後、何度か電話で交流しましたが、やがて耳が遠くなり、電話に出られなくなり、このところ音信不通の日々を過ごしていました。つい先日も「どうしておられるか? 一度、お伺いしなければ・・・」と妻と語り合っていたところでした。本当に”後なる後悔、先にたたず」と悔やみます。
★ 今日一日は、喪に服し、故人の偉大な人生を思い起こしてご冥福を祈ることにいたします。皆様にも、このような立派な人生を完成された女性がおられることを知って頂きたいと願います。是非、ご一読をお願いいたします。 【人生の師・藤井郁さん】
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** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
私のネット生活に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
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★ 「藤井さんは5月20日午前2時40分、療養先の東京・杉並の老人施設・松風園内で老衰のため逝去されました。102歳でした。既に「お別れ会」は、松風園で22日執り行われました」とか。
★ 直ちにご遺族にお悔やみの電話をしました。実は藤井さんの姪御さんは、私の大学の後輩で同じ新聞社の同僚記者と結婚し、藤井さんともども家族ぐるみでお付き合いした深い仲です。
★ 私は、率直にこみ上げる感慨を口にしました。「寂しいですね。でも、ひょっとしたらお喜びを申し上げてもいいかもしれません。藤井さんは年齢を重ねるほどに大きく花を開かれました。そして天寿を全うされた。見事な自己完結です。本当に慶賀の至りです」 姪御さんの声も明るくはずんでいました。「私たちもそう想っております」
★ 藤井さんが如何に偉大な方であったか。そのことについては、以前、このブログに紹介したことがあります。私自身にとっては、替えがたい人生の師でありました。この一文を書き記した折、コピーしてお送りしたら、大層喜んでいただき、「私ももう百寿ヨ。まだまだ元気」と実に若々しいハリのある声で電話を下さいました。
★ その後、何度か電話で交流しましたが、やがて耳が遠くなり、電話に出られなくなり、このところ音信不通の日々を過ごしていました。つい先日も「どうしておられるか? 一度、お伺いしなければ・・・」と妻と語り合っていたところでした。本当に”後なる後悔、先にたたず」と悔やみます。
★ 今日一日は、喪に服し、故人の偉大な人生を思い起こしてご冥福を祈ることにいたします。皆様にも、このような立派な人生を完成された女性がおられることを知って頂きたいと願います。是非、ご一読をお願いいたします。 【人生の師・藤井郁さん】
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** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
私のネット生活に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
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by zenmz
| 2010-05-27 00:00
| 一期一会