2010年 06月 27日
【10036】 使い古し入れ歯は”宝の山” |
★ 今、歯の治療に通っています。部分入れ歯の支柱になっていた歯が知らぬうちに虫歯になっていて、突然、折れたので、それを根本から除き、部分入れ歯を増設して貰っています。治療を待つ間に開いた雑誌の見出しに心惹かれました
★ その記事によりますと、
「1年間に廃棄される入れ歯は385万個、その入れ歯には大変な価値がある、ポイと捨てるにはモッタイナイ」 とか。 エッ??・・・・ その先を読みますと、
「入れ歯の金具を集めて特殊な技術を用いて精錬抽出すれば、”レア・メタル”(稀少貴金属)を分離、再生出来て、1年分のポイ捨て入れ歯だけで50億円になる」
のだそうです。
★ 使い古したテレビ、パソコン、ケイタイなどリサイクルに回される金属製品は「宝の山」 ”レア・メタル鉱山”だ、という話は、これまでにも何度も聞かされて来ました。同じように入れ歯もそうだったんですね。言われてみれば、金銀歯などあったナ、そうかも!、と、思い当たる事も・・・
★ しかし、実は、そんな高価な入れ歯だけでなく、保険適用の普通の「入れ歯」の金具や歯のかぶせもの、詰め物などでも、「金銀パラジウム合金」がよく使われており、通常、平均1個当たり「5グラム」 お値段にして、2500円~3000円くらいにはなるのだそうです。これにはビックリ。
★ いろいろと興味深いお話が次々と紹介されているのですが、歯科医院の待合室の雑誌です。ゆっくり吟味して読めません。とりあえず、このリサイクルをしている団体の名前を控えて戻りました。
NPO法人「日本入れ歯リサイクル協会」 問い合わせ電話番号が面白いですね。
0120-24-1083 フヨーイレバサン
★ 家に戻ってネットで調べましたら、この協会は平成18年12月の発足。もう3年半になるそうです。代表理事は歯科技工所を経営する三好勇夫さん。キッカケは三好さんが近くにある取引先の明海大学歯学部の教員と雑談していた時、「ただゴミになるのは、もったいない」とアイデアがひらめきNPOを設立して「入れ歯」リサイクル運動を始めたそうです。
★ 事務経費を除いて得た利益は全額、「日本ユニセフ協会」に寄付し、寄付総額は、この3年半で、何と、26,584,864円。老人の老後生活を支えた入れ歯がリサイクルされて、レア・メタルに生まれ変わり、そこから生まれた利益が世界の恵まれない子どもたちを助ける。
★ すばらしいアイディアと活動ですね。金属が使われていない入れ歯は、全く役に立たないのですが、入れ歯には通常、金属のクラスプ(歯にかけるバネ)がついています。そのクラスプには貴重な貴金属が含まれている、そうです。
★ 協会では、全国各地の自治体や歯科病院に「不要入れ歯回収ボックス」を設置し、不要になった入れ歯の回収に協力を求めています。都道府県別に設置場所マップも公表されています。福井、徳島、宮崎の3県に無いのはちょっと寂しいですね。
★ ”志し”ひとつ、そこにあらば・・・これほど大きな社会貢献になるのですね。三好勇夫さんの熱意に感じ入りました。協会ホームページのアピールに「そうだ、そうだ」と頷きながら目を凝らしています。これは、是非、みなさんにも知っていただきたい、です。今日は、”志し”を立てることの大切さを学びました。
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** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
私のネット生活に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
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不用な入れ歯は、捨てずにお送りください。<ボランティア募集>
入れ歯から希少金属を抽出し、その益金をユニセフに寄付しています。
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★ その記事によりますと、
「1年間に廃棄される入れ歯は385万個、その入れ歯には大変な価値がある、ポイと捨てるにはモッタイナイ」 とか。 エッ??・・・・ その先を読みますと、
「入れ歯の金具を集めて特殊な技術を用いて精錬抽出すれば、”レア・メタル”(稀少貴金属)を分離、再生出来て、1年分のポイ捨て入れ歯だけで50億円になる」
のだそうです。
★ 使い古したテレビ、パソコン、ケイタイなどリサイクルに回される金属製品は「宝の山」 ”レア・メタル鉱山”だ、という話は、これまでにも何度も聞かされて来ました。同じように入れ歯もそうだったんですね。言われてみれば、金銀歯などあったナ、そうかも!、と、思い当たる事も・・・
★ しかし、実は、そんな高価な入れ歯だけでなく、保険適用の普通の「入れ歯」の金具や歯のかぶせもの、詰め物などでも、「金銀パラジウム合金」がよく使われており、通常、平均1個当たり「5グラム」 お値段にして、2500円~3000円くらいにはなるのだそうです。これにはビックリ。
★ いろいろと興味深いお話が次々と紹介されているのですが、歯科医院の待合室の雑誌です。ゆっくり吟味して読めません。とりあえず、このリサイクルをしている団体の名前を控えて戻りました。
NPO法人「日本入れ歯リサイクル協会」 問い合わせ電話番号が面白いですね。
0120-24-1083 フヨーイレバサン
★ 家に戻ってネットで調べましたら、この協会は平成18年12月の発足。もう3年半になるそうです。代表理事は歯科技工所を経営する三好勇夫さん。キッカケは三好さんが近くにある取引先の明海大学歯学部の教員と雑談していた時、「ただゴミになるのは、もったいない」とアイデアがひらめきNPOを設立して「入れ歯」リサイクル運動を始めたそうです。
★ 事務経費を除いて得た利益は全額、「日本ユニセフ協会」に寄付し、寄付総額は、この3年半で、何と、26,584,864円。老人の老後生活を支えた入れ歯がリサイクルされて、レア・メタルに生まれ変わり、そこから生まれた利益が世界の恵まれない子どもたちを助ける。
★ すばらしいアイディアと活動ですね。金属が使われていない入れ歯は、全く役に立たないのですが、入れ歯には通常、金属のクラスプ(歯にかけるバネ)がついています。そのクラスプには貴重な貴金属が含まれている、そうです。
★ 協会では、全国各地の自治体や歯科病院に「不要入れ歯回収ボックス」を設置し、不要になった入れ歯の回収に協力を求めています。都道府県別に設置場所マップも公表されています。福井、徳島、宮崎の3県に無いのはちょっと寂しいですね。
★ ”志し”ひとつ、そこにあらば・・・これほど大きな社会貢献になるのですね。三好勇夫さんの熱意に感じ入りました。協会ホームページのアピールに「そうだ、そうだ」と頷きながら目を凝らしています。これは、是非、みなさんにも知っていただきたい、です。今日は、”志し”を立てることの大切さを学びました。
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** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
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by zenmz
| 2010-06-27 00:00
| 現代社会論