2010年 07月 12日
【10056】 禁煙・・・ニコチン依存症からの脱却 |
★ 1日2箱、指に挟んだタバコの火が消えることがないほどヘビースモーカーだった私が、キッパリ禁煙してからもう7年以上になります。今では、タバコの値段もしりません。近く大幅値上げがある、と言う話を仄聞しますが、もう全く関心がありません。
★ 禁煙のきっかけは、かなり酷い「五十肩」でした。ある日、突然、全身を動かすことも出来ないほどの激痛に襲われ、そのまま動けなくなりました。直ぐ病院へ運び込まれたのですが、診断は「五十肩ですね。治療にはかなり時間が・・」
★ 結局、1ヶ月半ほど苦しみました。その最中でも求めたのがタバコ。妻に「買って来て」と哀願するのですが、「そんなコト、自分でオシ」と、素知らぬ顔。そんな4,5日は、ソレはソレは苦しかったですね。手先がしびれて、小刻みな震えが止まらない日もありました。ニコチン禁断症状です。
★ この時ばかりは、「鬼婆」という言葉は空想マンガの創作ではなく、”この世のリアリティ”を実感しました。いや正直な告白です。なにしろ「”古稀”過ぎて”50”肩なんて・・・結構じゃない」と、イジワル眼を向けたオマケ付きです。恨み骨髄!
★ ところが、地獄の責め苦の1週間が過ぎると、奇妙なことに、さほどタバコを欲しがらなくなります。今でも思い出しますが、手足の先からニコチンが臭いを伴って抜け出すような一日があった、その後です。それからは、タバコを求めなくなりました。
★ 「五十肩」は不思議な病です。「痛い、イタイ」と毎日のように病院に行くのに直らない。改善した、という実感さえありません。それが、40日ほど経ったある朝、起きてみると、何と全快。あの煉獄の痛みと苦しみがウソのように消え失せていました。
★ あの爽快さ。実際に経験してみないと分からないです。それまでの私は、「今日も健康、起き駆けのタバコが旨い」人間でしたが、あれほど求めたタバコが欲しい、と思わなくなっていました。
★ それどころか、見舞いに来た、ヘビースモーカーの友人に、「タバコ臭いね、もうやめたら・・・」などと、嫌みを言うまでに変貌。以来、もう7年、タバコを手にしたことはありません。
★ いまでは、「一人で出来る禁煙キャンペーン」とばかり、「タバコをやめよう、タバコは嗜好品ではありません。WHOの疾病表では、ニコチン中毒は、麻薬カテゴリーに分類されています。ヘビースモーカーは麻薬患者ですよ」とぶちまくっています。
★ 妻などは、そう言う私を見て、「アンタ、大丈夫。以前は、”禁煙なんか簡単。オレはもう100回以上、禁煙した”なんて言ってたでしょう。禁煙、禁煙、と公言しても、もう大丈夫ナン?」などと、心配していますが、多分、大丈夫。もうあのニコチンの臭いは耐えられなくなっています。
★ 禁煙は、心がけだけでは、なかなか実行できませんね。とくにストレスの多いお仕事の方は何度も挫折を経験しているはずです。ストレス解消の特効薬がタバコだからです。
★ ヘビースモーカーであった私の体験から言えるのは、実効のある禁煙をするには「麻薬中毒者と同じく、矯正病院に強制入院させる」のが一番ですね。生死に関わりのない「五十肩」を患う程度の”病気”が一番、いいです。
★ 病院に1ヶ月ほどお世話になれば、必ず全身からニコチンが消えます。そうすると、先ず食事の味が変わる。咳が消えます。そして何よりも心地よい睡眠がとれるようになり、朝の目覚めの爽快さがもどります。多分、そのころには「五十肩」もウソのように直っているでしょう。
★ そんな姑息なことをしなくても、禁煙治療は今や健康保険の対象になりました。それは、喫煙が嗜好品ではなく、麻薬カテゴリーのニコチン中毒、との診断に基づいています。ならば・・・私の体験から言えば、「強制連行入院」が絶対にお薦めです。
【注】 この物語は、翌日ののエントリー
【10057】 続・禁煙・・・ 華僑もビックリ、禁煙の経済効果
の前編です。続編を併せてご覧ください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「にほんブログ村」のシニア日記に参加しました。70歳以上のシニア・ブロガーの素晴らしい日記が多数、あります。元気な高齢者のネット生活・・・実に楽しいです。是非、ご覧下さい。
にほんブログ村
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
私のネット生活に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★ 禁煙のきっかけは、かなり酷い「五十肩」でした。ある日、突然、全身を動かすことも出来ないほどの激痛に襲われ、そのまま動けなくなりました。直ぐ病院へ運び込まれたのですが、診断は「五十肩ですね。治療にはかなり時間が・・」
★ 結局、1ヶ月半ほど苦しみました。その最中でも求めたのがタバコ。妻に「買って来て」と哀願するのですが、「そんなコト、自分でオシ」と、素知らぬ顔。そんな4,5日は、ソレはソレは苦しかったですね。手先がしびれて、小刻みな震えが止まらない日もありました。ニコチン禁断症状です。
★ この時ばかりは、「鬼婆」という言葉は空想マンガの創作ではなく、”この世のリアリティ”を実感しました。いや正直な告白です。なにしろ「”古稀”過ぎて”50”肩なんて・・・結構じゃない」と、イジワル眼を向けたオマケ付きです。恨み骨髄!
★ ところが、地獄の責め苦の1週間が過ぎると、奇妙なことに、さほどタバコを欲しがらなくなります。今でも思い出しますが、手足の先からニコチンが臭いを伴って抜け出すような一日があった、その後です。それからは、タバコを求めなくなりました。
★ 「五十肩」は不思議な病です。「痛い、イタイ」と毎日のように病院に行くのに直らない。改善した、という実感さえありません。それが、40日ほど経ったある朝、起きてみると、何と全快。あの煉獄の痛みと苦しみがウソのように消え失せていました。
★ あの爽快さ。実際に経験してみないと分からないです。それまでの私は、「今日も健康、起き駆けのタバコが旨い」人間でしたが、あれほど求めたタバコが欲しい、と思わなくなっていました。
★ それどころか、見舞いに来た、ヘビースモーカーの友人に、「タバコ臭いね、もうやめたら・・・」などと、嫌みを言うまでに変貌。以来、もう7年、タバコを手にしたことはありません。
★ いまでは、「一人で出来る禁煙キャンペーン」とばかり、「タバコをやめよう、タバコは嗜好品ではありません。WHOの疾病表では、ニコチン中毒は、麻薬カテゴリーに分類されています。ヘビースモーカーは麻薬患者ですよ」とぶちまくっています。
★ 妻などは、そう言う私を見て、「アンタ、大丈夫。以前は、”禁煙なんか簡単。オレはもう100回以上、禁煙した”なんて言ってたでしょう。禁煙、禁煙、と公言しても、もう大丈夫ナン?」などと、心配していますが、多分、大丈夫。もうあのニコチンの臭いは耐えられなくなっています。
★ 禁煙は、心がけだけでは、なかなか実行できませんね。とくにストレスの多いお仕事の方は何度も挫折を経験しているはずです。ストレス解消の特効薬がタバコだからです。
★ ヘビースモーカーであった私の体験から言えるのは、実効のある禁煙をするには「麻薬中毒者と同じく、矯正病院に強制入院させる」のが一番ですね。生死に関わりのない「五十肩」を患う程度の”病気”が一番、いいです。
★ 病院に1ヶ月ほどお世話になれば、必ず全身からニコチンが消えます。そうすると、先ず食事の味が変わる。咳が消えます。そして何よりも心地よい睡眠がとれるようになり、朝の目覚めの爽快さがもどります。多分、そのころには「五十肩」もウソのように直っているでしょう。
★ そんな姑息なことをしなくても、禁煙治療は今や健康保険の対象になりました。それは、喫煙が嗜好品ではなく、麻薬カテゴリーのニコチン中毒、との診断に基づいています。ならば・・・私の体験から言えば、「強制連行入院」が絶対にお薦めです。
【注】 この物語は、翌日ののエントリー
【10057】 続・禁煙・・・ 華僑もビックリ、禁煙の経済効果
の前編です。続編を併せてご覧ください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「にほんブログ村」のシニア日記に参加しました。70歳以上のシニア・ブロガーの素晴らしい日記が多数、あります。元気な高齢者のネット生活・・・実に楽しいです。是非、ご覧下さい。
にほんブログ村
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
私のネット生活に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
by zenmz
| 2010-07-12 07:27
| 健康・医療