2010年 08月 20日
【10098】 人も、野菜も、”見た目が大事”の時代 |
★ 「外見・風貌、見た目で人を評価してはいけない」・・・・
私たち昭和ヒトケタ人間は、子どもの頃に親、教師から口やかましく、躾けられました。
多分、今も、小中学校では同じようなタテマエを教えていることでしょう。
★ が、どうでしょう。眼前にある、現実生活。 改めて見回すと、ホンネは逆。 顔・容姿の整形大流行、若い女性だけではありません。男女老若、年齢・性別を問わず「見た目が大事」。 今や世界中が「外見至上主義」に突っ走っています。
★ 数年前、韓国で、若い女性たちの整形手術が大流行し、社会問題にまでなっていた時期がありました。事実、私も韓国に行くたびに町で出会う女性の顔、顔、顔・・・一重まぶたが韓国人の特徴のはずが、みんな二重。目元、鼻筋、みな規格品になっているのに驚きました。若い韓国女性の半数は”セイケイ”しているそうです。
★ ところが、それはすぐ日本に伝染・・・数をこなした韓国の技術力と物価格差で日本の若者がドッとソウル、釜山の整形外科医を訪れるようになり、特に毎年、5月連休は、韓国の美容整形業界は文字通りカセギの「黄金週間」で、今年も大にぎわいだったそうです。
★ しかし、見た目・外見に囚われる「外見至上主義」は、なにも若い女性に限った風潮ではないようです。以前、韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が権良淑(クォン・ヤンスク)夫人とそろって美容整形し、世界のビッグ・ニュースになりました。
★ テレビ時代、人気が落ちて、「見た目を直して」国民の注目を惹く戦略、だったとか。
そのテレビも、「見た目お大事」が商売になる、と、どの局も美容・化粧品コマーシャルばかり。「この顔がこうなる」と、”before & after" ただ光の当て方一つで、そんな写真、誰にでも創れるョ、と吹き出したくなりますね。
★ 盧武鉉元大統領が大きな話題になったのは、実は40~60歳代を対象にした美容整形の”新しい波”が世界を風靡している世相を反映していたからです。特に注目を集めたのが、ボトックス注射による中高年のしわ伸ばし。
★ 新たに登場したこの薬剤は、元々、眼瞼痙攣や脳性麻痺の歩行障害などの治療に限定的に用いられていたもの、それが、目尻の笑いジワ、額の横ジワ、眉間のシワ、額のシワを伸ばし、垂れたまぶたをあげるなど、いわゆる「表情ジワ」の改善に劇的効果があることが分かり、美容整形に用いられるようになった、と言います。
★ 垂れ胸を上げる豊胸手術 大根足を削り取る整形手術、二重瞼と脂肪を利用した鼻の脂肪吸入整形、更には、しわと美白治療の皮膚管理、、毛髪移植も大流行で、人間がどんどんマネキン人形のように規格化されつつある奇妙な現象を生み出しています。
★ こうして今や世界中の老若男女が「外見至上主義」に突っ走り、人間の「若くありたい」願望を掻き立て、整形外科・新美容は巨大な市場を形成するようになりました。特に韓国は”先進国” 日本女性の韓国詣では引きも切らず、不況の航空業界も日韓航路だけはドル箱とか。
★ しかし、「外見至上主義」の風潮は、新たな社会問題を生み出しつつあります。
大学・高校生の就職面接の変化に端的に表れてきています。
そこでは、《「外見」=「能力」》の短絡化現象が、既に始まっています。
大学の学生部や就職課の「面接の受け方」講習などは、それに対応するものと言って良いでしょう。”愚の骨頂”と言わねばなりません。
★ まだ3年生というのに就職活動の面接対策セミナーが大流行。
自己啓発書、話し方教室などでは、その根拠として、もっともらしく持ち出されるのがアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱した「メラビアンの法則」なるシロモノ。コレ本当に科学的裏付けと言えるのでしょうかね?
★ 授業では、まだまだタテマエの「外見・風貌、見た目で人を評価してはいけない」と教えながら、就職指導では、ホンネはこうだよ・・・・大学教育のこの乖離(かいり)、教えている先生たちはどう考えているのだろうか? ちょっとお尋ねしたい気持ちがします。
★ ともかく・・・・この老骨、つらつら考えるに、スーパーに並ぶ”高級野菜”、姿・形は見目麗しいのですが、味も素っ気もない。やがて人々は”地産地消”の青空市場に集い土くれの虫食い野菜を尊ぶようになりました。いまこそ、その教訓に学びたいですね。
★ 人間も、マネキンもどきの能面美人ではいけません。
いつも横にいて厭きない。それでいてじんわり伝わる愛情。
人間お互い、それが最高です。よそよそしい装いの世界にはありません。
★ まあ、若い人に一言だけ・・・結婚したら分かります。
それがあれば、化粧姿がどうであれ、必ず、幸福な結婚は”永遠”につづく。マネキン美人はテレビで見るだけでよろしい。煽れて、真似などしてはダメ。
★ 世界で一番、尊いのは、あなたを育てたしわくちゃの「母の手」です。
これホント! 「外見・風貌、見た目で人を評価しては、絶対にいけません」
★ 装う人は、自意識が強い。いつも他人が自分をどう見ているか?
そのことが気になって仕方がない。ストレスを人一倍、溜めています。
これも悲劇の始まり。自己解放が下手で、自分勝手に”アラネバナラヌ”呪縛を自らにかけて生きるようになりますよ。
★ 「見た目、気にシイ」症候群は危険です。
しかも一旦、罹患すると、なかなか治らない。重症です。
★ 付き合っていつまでも厭きない人。生まれたままの生地で頼れる人が最高です。
男女ともにそれが一番です。見た目判断は、如何に良いようでも、それは化身、ダメ。
人間は、装えば、装うほどウソが多くなる。だから「化(け)粧(う)」のはいけません。
★ ウソの上塗り。「見た目保持にオカネがかかる。悲劇の始まり」です。
それは、一生の不作に繋がりますよ。若いあなたへの傘寿老人の警告・・・
特に、我が孫世代にただ一つです。一度だけ聞いてくださいね
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** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
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私たち昭和ヒトケタ人間は、子どもの頃に親、教師から口やかましく、躾けられました。
多分、今も、小中学校では同じようなタテマエを教えていることでしょう。
★ が、どうでしょう。眼前にある、現実生活。 改めて見回すと、ホンネは逆。 顔・容姿の整形大流行、若い女性だけではありません。男女老若、年齢・性別を問わず「見た目が大事」。 今や世界中が「外見至上主義」に突っ走っています。
★ 数年前、韓国で、若い女性たちの整形手術が大流行し、社会問題にまでなっていた時期がありました。事実、私も韓国に行くたびに町で出会う女性の顔、顔、顔・・・一重まぶたが韓国人の特徴のはずが、みんな二重。目元、鼻筋、みな規格品になっているのに驚きました。若い韓国女性の半数は”セイケイ”しているそうです。
★ ところが、それはすぐ日本に伝染・・・数をこなした韓国の技術力と物価格差で日本の若者がドッとソウル、釜山の整形外科医を訪れるようになり、特に毎年、5月連休は、韓国の美容整形業界は文字通りカセギの「黄金週間」で、今年も大にぎわいだったそうです。
★ しかし、見た目・外見に囚われる「外見至上主義」は、なにも若い女性に限った風潮ではないようです。以前、韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が権良淑(クォン・ヤンスク)夫人とそろって美容整形し、世界のビッグ・ニュースになりました。
★ テレビ時代、人気が落ちて、「見た目を直して」国民の注目を惹く戦略、だったとか。
そのテレビも、「見た目お大事」が商売になる、と、どの局も美容・化粧品コマーシャルばかり。「この顔がこうなる」と、”before & after" ただ光の当て方一つで、そんな写真、誰にでも創れるョ、と吹き出したくなりますね。
★ 盧武鉉元大統領が大きな話題になったのは、実は40~60歳代を対象にした美容整形の”新しい波”が世界を風靡している世相を反映していたからです。特に注目を集めたのが、ボトックス注射による中高年のしわ伸ばし。
★ 新たに登場したこの薬剤は、元々、眼瞼痙攣や脳性麻痺の歩行障害などの治療に限定的に用いられていたもの、それが、目尻の笑いジワ、額の横ジワ、眉間のシワ、額のシワを伸ばし、垂れたまぶたをあげるなど、いわゆる「表情ジワ」の改善に劇的効果があることが分かり、美容整形に用いられるようになった、と言います。
★ 垂れ胸を上げる豊胸手術 大根足を削り取る整形手術、二重瞼と脂肪を利用した鼻の脂肪吸入整形、更には、しわと美白治療の皮膚管理、、毛髪移植も大流行で、人間がどんどんマネキン人形のように規格化されつつある奇妙な現象を生み出しています。
★ こうして今や世界中の老若男女が「外見至上主義」に突っ走り、人間の「若くありたい」願望を掻き立て、整形外科・新美容は巨大な市場を形成するようになりました。特に韓国は”先進国” 日本女性の韓国詣では引きも切らず、不況の航空業界も日韓航路だけはドル箱とか。
★ しかし、「外見至上主義」の風潮は、新たな社会問題を生み出しつつあります。
大学・高校生の就職面接の変化に端的に表れてきています。
そこでは、《「外見」=「能力」》の短絡化現象が、既に始まっています。
大学の学生部や就職課の「面接の受け方」講習などは、それに対応するものと言って良いでしょう。”愚の骨頂”と言わねばなりません。
★ まだ3年生というのに就職活動の面接対策セミナーが大流行。
自己啓発書、話し方教室などでは、その根拠として、もっともらしく持ち出されるのがアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱した「メラビアンの法則」なるシロモノ。コレ本当に科学的裏付けと言えるのでしょうかね?
★ 授業では、まだまだタテマエの「外見・風貌、見た目で人を評価してはいけない」と教えながら、就職指導では、ホンネはこうだよ・・・・大学教育のこの乖離(かいり)、教えている先生たちはどう考えているのだろうか? ちょっとお尋ねしたい気持ちがします。
★ ともかく・・・・この老骨、つらつら考えるに、スーパーに並ぶ”高級野菜”、姿・形は見目麗しいのですが、味も素っ気もない。やがて人々は”地産地消”の青空市場に集い土くれの虫食い野菜を尊ぶようになりました。いまこそ、その教訓に学びたいですね。
★ 人間も、マネキンもどきの能面美人ではいけません。
いつも横にいて厭きない。それでいてじんわり伝わる愛情。
人間お互い、それが最高です。よそよそしい装いの世界にはありません。
★ まあ、若い人に一言だけ・・・結婚したら分かります。
それがあれば、化粧姿がどうであれ、必ず、幸福な結婚は”永遠”につづく。マネキン美人はテレビで見るだけでよろしい。煽れて、真似などしてはダメ。
★ 世界で一番、尊いのは、あなたを育てたしわくちゃの「母の手」です。
これホント! 「外見・風貌、見た目で人を評価しては、絶対にいけません」
★ 装う人は、自意識が強い。いつも他人が自分をどう見ているか?
そのことが気になって仕方がない。ストレスを人一倍、溜めています。
これも悲劇の始まり。自己解放が下手で、自分勝手に”アラネバナラヌ”呪縛を自らにかけて生きるようになりますよ。
★ 「見た目、気にシイ」症候群は危険です。
しかも一旦、罹患すると、なかなか治らない。重症です。
★ 付き合っていつまでも厭きない人。生まれたままの生地で頼れる人が最高です。
男女ともにそれが一番です。見た目判断は、如何に良いようでも、それは化身、ダメ。
人間は、装えば、装うほどウソが多くなる。だから「化(け)粧(う)」のはいけません。
★ ウソの上塗り。「見た目保持にオカネがかかる。悲劇の始まり」です。
それは、一生の不作に繋がりますよ。若いあなたへの傘寿老人の警告・・・
特に、我が孫世代にただ一つです。一度だけ聞いてくださいね
私の遺言!
若き男性諸君、ダマされるな!(^ Д ^)!/
オッと、若い女性にも一言、瞞すな!\(^Д^)
お互い、化け、粧いが、剥げた時に、悲劇が・・・・
ココロしなさい。
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** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
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by zenmz
| 2010-08-20 08:07
| 健康・医療