2005年 11月 30日
【5208】 ご披露します・・・私とピピの散歩道 |
★ 吉備高原都市には、北部、南部、西部、東部の四つの住宅地域があります。20年前、一番、最初に拓けたのが北部住区。私はそこに住んでいます。何しろ出来たてホヤホヤ、2軒目の移住で、お隣まで行くのに徒歩で5分も歩かねばならぬほどでした。岡山市内と吉備高原都市を結ぶ「吉備新線72号」は、岡山市内を発して、この北部住区内の循環道を一周して岡山市内に戻ります。
★ 「修景園」は、この北部住区のど真ん中にあります。岡の西は私たちの健康を守ってくれる「総合リハビリ病院」とその職員宿舎、北側には各種老人福祉施設、更に北側にまわると全寮制の「吉備高原高校」など。更に南北には障害者施設「吉備の里」や福祉工場「吉備松下」などが配置されていて、私たちの一角は、別名「ふくし村」と呼ばれています。
★ ここは、私と愛犬・ピピの憩いの庭です。森林の中に造成された遊歩道は、南北に延びた1車線程度の主道と、そこからあちこちに枝を伸ばした小道があって、それを辿って森の中を歩き回ると、全長ほぼ500メートル。所々には、このように岩場を設けて小休憩も出来るようになっています。
★出来た当初は、物珍しさもあって、毎日、誰かが訪れて、森林浴を楽しむ姿が見られたのですが、最近は、皆さん、忙しいのか、あるいは厭きてしまったのか? とにかく人影を見ることは滅多にありません。私とピピは、毎日、必ず、時々、その気になると日に2度、3度も、ここを訪れるのですが、もう何ヶ月も人と出会ったことがありません。本当にこんなに良い場所があるのに・・・・モッタイナイですね。
★この森に入ると、ピピの首輪に結わえた制御紐を外します。途端に山頂めがけて全力疾走。アッという間に頂の岩場に達して私が到着するのを待っています。私の姿を見るなり、散歩道を奥へ・・・行く手を案内するかのように慣れ親しんだ”いつものコース”へ導いてくれます。この中をゆったり30分、オゾンをいっぱい吸い込んで散策するのが私の日課の始まりです。
★吉備高原は、この所、ずっと小春日和が続いています。「修景園」は枯れ葉で賑わい、もうすっかり冬の風情。今日は少し風が出ていて、松の枯れ葉がこぼれ落ちて私の帽子や衣服を突き刺します。耳たぶやほほに垂直に落ちてくると、痛いですね。松の枯れ葉も、こうして直角に肌を刺すとコワイです。初めての経験でした。
★岡の森林公園を抜けると、この北部住区を取り巻く散歩道を一巡します。今度はピピの速度に遭わせて速歩行。約2キロの行程ですが、速歩で歩くとやがて汗ばんできます。その頃になると、ピピもご満足。「そろそろ帰る?」と、何度も私を振り返ってサインを送ってきます。こちらもいい頃合い・「よし、ピピ、帰ろう」 午前9時に出て、戻ったのは10時45分でした。
by zenmz
| 2005-11-30 21:39