2006年 02月 19日
【6054】 本格料理のマラッカ風ホーム・パーティ |
★ このマラッカで、最も親しくしていただいているのは、大家さんのモリーさんと、同じアパートに住んでいる英国人夫妻です。お互い、最初に名字を紹介しあったのですが、双方とも家族名は未だにはっきりしません。ご主人はグラーハム、奥さんはリン、あちらさんも、私は「ゼンサン」 老妻は「イーちゃん」です。最もグラーハムさんの私の認識は「日本の禅、これはいい」 光栄のいたり。
★、ここの巨大なビルは「プラザ・マラッカ・ラヤ」と言って、だれでもご存じのスーパーで、20建て。7階まではスーパーやボウリング、駐車場やディスコなど買い物と娯楽施設を配置し、8階から18階までがアパートになっています。最上階の19~20階はエレベーター、水道、ガス、電気など建物管理用設備になっています。私たちは8階の賃貸ですが、グラーハムさんは18階を購入し、永住を決めています。
★ 知り合ったのは2月の始め。こちらに来て直ぐでした。ところがビザが切れた、とお隣のタイ・バンコックへ旅行に出かけ、昨日、戻ってきました。顔を見るなり、「ゼンさん、明日、パーティをするから来て。夕食はみんなとウチで・・・」 そこで午後7時半に夫婦揃って出かけました。
★ エレベーターで上がるなり、ビックリしたのは、廊下いっぱいに広げられたごちそうの山。中華料理のバイキングです。更にビックリしたのは招かれた客は70人。部屋の間取りは、ウチと全く同じで3寝室と居間件食堂にキッチン、それとシャワー室二つとサニタリールームです。広さは660平方フィート。200平方メートルです。午後8時過ぎには、どの部屋も人で埋め尽くされる大パーティになりました。
★ グラハムさんがマラッカに来たのは昨年9月のこと。未だ年齢ははっきり聞いていませんが、わたしたちより少し若かそうです。「こども6人、孫17人」が自慢。部屋のあちこちに家族写真が掲げてあります。が、「何故、マラッカへ?」と尋ねると、「これが原因」と、その孫たちをアゴで小突く、ユーモアの持ち主。軽妙洒脱の夫婦。こちらもギャグでは日本一の名所、ナニワのノリでたちまち意気投合している仲です。
★ 「レストランに全て出前を頼んでのパーティ。すばらしいアイディアですね。イギリス風ですか?」 「いや、これはマレーシア風です。マレーシアではちょっとした家族パーティは、お気に入りのレストランにパーティ出前を頼んで、このようにするのが普通です。我々もここに来て、これはいいアイディアだと思って、今日、やって見ました」
★ 「たびたびするのですか? 例えば、1ヶ月に1度とか・・・」 「いやいやとんでもない。年金生活者には無理ですよ。実は今日は、私たちがこのアパートの一部屋を購入して永住することを決めたお披露目です。私たちの新生活を支えてくれるいい仲間、もうこれだけ出来ました。ゼンサンも、イーちゃんも、みんなと仲間になって欲しい。一人一人、紹介しましょう」
★ たった一人の英国人をのぞいて後はすべてマレーシア人。日々の買い物を中心に出会ったマラッカの庶民たちばかりです。同じ年金生活者もおれば、若い夫婦もいる。とにかくこの街の普通の生活者が集まっていました。サラリーマンより商店の自営者が多かったように思います。皆さんの関心は、たった一組の日本人夫婦に集中しました。そして、「今度は是非、ウチへ・・・」のお招きが続きます。本当にご親切に「困ることはないか?」と訊ねて下さいます。老妻などは「もう100年の知己と出会った感動ばかり・・・」と述懐したほどです。
★ ここでも、例の折り紙は親善外交におおいに力を発揮しました。ところが、中華料理のシェフと言う若い男性が「中国にも折り紙があります。お見せしましょう、と、たちまち見事なカブとを織り上げました。さらには仏のシンボル・ロータスも・・・老妻は「マイッタ。恐れ入りました」と降伏し、早速、「お教えを・・・」 何と、この会話、すべて日本語で結構、通じているようです。
★ 英国人老夫婦主催の「マラッカ風ホーム・パーティ」 75歳にして初体験のすばらしい一夜を深夜まで、楽しませて頂きました。
★、ここの巨大なビルは「プラザ・マラッカ・ラヤ」と言って、だれでもご存じのスーパーで、20建て。7階まではスーパーやボウリング、駐車場やディスコなど買い物と娯楽施設を配置し、8階から18階までがアパートになっています。最上階の19~20階はエレベーター、水道、ガス、電気など建物管理用設備になっています。私たちは8階の賃貸ですが、グラーハムさんは18階を購入し、永住を決めています。
★ 知り合ったのは2月の始め。こちらに来て直ぐでした。ところがビザが切れた、とお隣のタイ・バンコックへ旅行に出かけ、昨日、戻ってきました。顔を見るなり、「ゼンさん、明日、パーティをするから来て。夕食はみんなとウチで・・・」 そこで午後7時半に夫婦揃って出かけました。
★ グラハムさんがマラッカに来たのは昨年9月のこと。未だ年齢ははっきり聞いていませんが、わたしたちより少し若かそうです。「こども6人、孫17人」が自慢。部屋のあちこちに家族写真が掲げてあります。が、「何故、マラッカへ?」と尋ねると、「これが原因」と、その孫たちをアゴで小突く、ユーモアの持ち主。軽妙洒脱の夫婦。こちらもギャグでは日本一の名所、ナニワのノリでたちまち意気投合している仲です。
★ 「レストランに全て出前を頼んでのパーティ。すばらしいアイディアですね。イギリス風ですか?」 「いや、これはマレーシア風です。マレーシアではちょっとした家族パーティは、お気に入りのレストランにパーティ出前を頼んで、このようにするのが普通です。我々もここに来て、これはいいアイディアだと思って、今日、やって見ました」
★ 「たびたびするのですか? 例えば、1ヶ月に1度とか・・・」 「いやいやとんでもない。年金生活者には無理ですよ。実は今日は、私たちがこのアパートの一部屋を購入して永住することを決めたお披露目です。私たちの新生活を支えてくれるいい仲間、もうこれだけ出来ました。ゼンサンも、イーちゃんも、みんなと仲間になって欲しい。一人一人、紹介しましょう」
★ たった一人の英国人をのぞいて後はすべてマレーシア人。日々の買い物を中心に出会ったマラッカの庶民たちばかりです。同じ年金生活者もおれば、若い夫婦もいる。とにかくこの街の普通の生活者が集まっていました。サラリーマンより商店の自営者が多かったように思います。皆さんの関心は、たった一組の日本人夫婦に集中しました。そして、「今度は是非、ウチへ・・・」のお招きが続きます。本当にご親切に「困ることはないか?」と訊ねて下さいます。老妻などは「もう100年の知己と出会った感動ばかり・・・」と述懐したほどです。
★ ここでも、例の折り紙は親善外交におおいに力を発揮しました。ところが、中華料理のシェフと言う若い男性が「中国にも折り紙があります。お見せしましょう、と、たちまち見事なカブとを織り上げました。さらには仏のシンボル・ロータスも・・・老妻は「マイッタ。恐れ入りました」と降伏し、早速、「お教えを・・・」 何と、この会話、すべて日本語で結構、通じているようです。
★ 英国人老夫婦主催の「マラッカ風ホーム・パーティ」 75歳にして初体験のすばらしい一夜を深夜まで、楽しませて頂きました。
by zenmz
| 2006-02-19 01:10