2006年 03月 30日
【6076】 嘘、真? 広告業界の大革命 |
★ 4月1日はエイプリル・フール。その日を前に、世界のインターネット関係者が「嘘か、真か?」と興味津々。大きな話題を集めているのが「アップル・コンピュータがGoogle Earthをつかった巨大広告か?」の”特ダネ記事”。市民記者が独自に発する新しいメディアとして注目されているブログ誌『boakes.org』が最近、掲載した記事が今、地球を回って大きな話題になっています。
★ その話をご紹介する前に、先ず、「論より証拠」をクリックして見て下さい。
[Apple iPod: One Giant Leap for Advertising]のタイトルが付いた記事の末尾に貼ってあるリンク Google Earth をクリックすると、地球儀が出て間もなく自動的にオーストラリア大陸全土が映し出され、どんどん地上に接近して西オーストラリア州の首都パースの東方に止まります。最終的にこの写真の位置で止まります。
(ただし、ご覧頂くにはWindows 2000以降かWindows XP登載のパソコンにGoogle Earth ソフトがダウンロードしておく必要があります。こちらからダウンロード出来ます。無料です。)
★ 廃鉱山跡らしい位置に突如、現れるのが紛れもない巨大な[IPad] その大きさはサッカーコート8面分もあるそうです。Google Earth は、衛星写真や航空写真を用いた地図情報サービスをしています。同じようなサービスは『Google Local』や『Windows Live Local』などもやっており、全世界で爆発的な人気が高まっています。
★ 『boakes.org』誌の記事は、「そこで、今年4月1日に創立30周年を迎えるアップル・コンピュータ社が、密かに人気製品『iPod』を模した地上構造物を西オーストラリアの山中に作り、世界をアッと言わせるイベントをやってのけた」という内容です。昨日の午後日付で発表されたホット・ニュース。 『boakes.org』誌は、我々が最初に発見した、と大いばりですが、記事の口調だと、かなり冗談めいています。それにしては、この映像、何とも見事に[iPod ]そのものにみえますね。
★ この記事によると、『boakes.org』誌を発行しているBoakesさんは取材に対し、「自分の母親や友人たちが、記事を読んで笑って、楽しんでくれるだろうと思って書いたが、たちまち何千件ものアクセスとメッセージが殺到。予想外の展開になった」とか。その反響に本人もかなり驚いている様子で、どうやら「エイプリル・フール」に最適の話題かもしれませんね。
★ ともかく・・・・このような話題が飛び出すほどGoogle Earth はスゴイです。世界中の人が愛用するに違いない、と、宇宙からの見下ろせる地球規模の広告露出をビジネスにする発想が浮かぶところがまたスゴイですね。『boakes.org』誌のコメントによれば、同じような発想で衛星写真をつかった「巨大広告」は、ドイツの Artfield は、開けた農地を使った巨大広告を製作する会社で、Budget Rent A Car や Swissair などが実用化。大型店舗を展開する小売チェーンの Target も、店舗の屋上に巨大な赤い標的マーク (同社の商標) を描いている、と言います。
★ これらの事実は、広く、世界中のユーザーに知られていて、面白いランドマーク探しが始まっており、長年屋上広告業を営んできた アメリカの広告業者は『RoofShout.com』という Web サイトを立ち上げ、衛星写真で露出可能な屋上広告の販売を開始した、そうです。
★ ここまで来ると、荒唐無稽な「エイプリル・フール」なのか?、 IT革命の真性先駆けなのか? 最初は、「エイプリル・フール」に引っかけた楽しい”ヨタ記事”と思っていた私も、何か真剣な顔つきになってきています。まあ、ともかく、じっくりと、この写真をご覧下さい。広告業界に新時代が訪れたようにお感じになりませんか?
★ 4月1日はエイプリル・フール。ヨーロッパでは古くから、この日は、人をからかうような、害のない嘘をついてもよい、という風習があり、戦後、日本でも随分、普及しました。元々、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたそうです。
★ ところが・・・1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用したことに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として位置づけ、馬鹿騒ぎをするようになったのが始まりとか。真偽のほどは保証の限りではありませんが、ともかく、そのように伝えられています。間違っていたらご容赦下さい。何しろ明日は「エイプリル・フール」です。
★ 私は今、Google Earth と言う会社の衛星写真や航空写真を用いた地図情報サービスを毎日のように楽しんでいます。その楽しさは、このブログの【6068】 トシ老いた地図マニアの感動 でご紹介したことがあります。今日の、これで楽しんでいるウチにたまたまホット・ニュースとして飛び込んできた話題です。Google Earth についてご関心があれば、こちらをご参照下さい。
[Apple iPod: One Giant Leap for Advertising]のタイトルが付いた記事の末尾に貼ってあるリンク Google Earth をクリックすると、地球儀が出て間もなく自動的にオーストラリア大陸全土が映し出され、どんどん地上に接近して西オーストラリア州の首都パースの東方に止まります。最終的にこの写真の位置で止まります。
(ただし、ご覧頂くにはWindows 2000以降かWindows XP登載のパソコンにGoogle Earth ソフトがダウンロードしておく必要があります。こちらからダウンロード出来ます。無料です。)
★ 廃鉱山跡らしい位置に突如、現れるのが紛れもない巨大な[IPad] その大きさはサッカーコート8面分もあるそうです。Google Earth は、衛星写真や航空写真を用いた地図情報サービスをしています。同じようなサービスは『Google Local』や『Windows Live Local』などもやっており、全世界で爆発的な人気が高まっています。
★ 『boakes.org』誌の記事は、「そこで、今年4月1日に創立30周年を迎えるアップル・コンピュータ社が、密かに人気製品『iPod』を模した地上構造物を西オーストラリアの山中に作り、世界をアッと言わせるイベントをやってのけた」という内容です。昨日の午後日付で発表されたホット・ニュース。 『boakes.org』誌は、我々が最初に発見した、と大いばりですが、記事の口調だと、かなり冗談めいています。それにしては、この映像、何とも見事に[iPod ]そのものにみえますね。
★ この記事によると、『boakes.org』誌を発行しているBoakesさんは取材に対し、「自分の母親や友人たちが、記事を読んで笑って、楽しんでくれるだろうと思って書いたが、たちまち何千件ものアクセスとメッセージが殺到。予想外の展開になった」とか。その反響に本人もかなり驚いている様子で、どうやら「エイプリル・フール」に最適の話題かもしれませんね。
★ ともかく・・・・このような話題が飛び出すほどGoogle Earth はスゴイです。世界中の人が愛用するに違いない、と、宇宙からの見下ろせる地球規模の広告露出をビジネスにする発想が浮かぶところがまたスゴイですね。『boakes.org』誌のコメントによれば、同じような発想で衛星写真をつかった「巨大広告」は、ドイツの Artfield は、開けた農地を使った巨大広告を製作する会社で、Budget Rent A Car や Swissair などが実用化。大型店舗を展開する小売チェーンの Target も、店舗の屋上に巨大な赤い標的マーク (同社の商標) を描いている、と言います。
★ これらの事実は、広く、世界中のユーザーに知られていて、面白いランドマーク探しが始まっており、長年屋上広告業を営んできた アメリカの広告業者は『RoofShout.com』という Web サイトを立ち上げ、衛星写真で露出可能な屋上広告の販売を開始した、そうです。
★ ここまで来ると、荒唐無稽な「エイプリル・フール」なのか?、 IT革命の真性先駆けなのか? 最初は、「エイプリル・フール」に引っかけた楽しい”ヨタ記事”と思っていた私も、何か真剣な顔つきになってきています。まあ、ともかく、じっくりと、この写真をご覧下さい。広告業界に新時代が訪れたようにお感じになりませんか?
★ 4月1日はエイプリル・フール。ヨーロッパでは古くから、この日は、人をからかうような、害のない嘘をついてもよい、という風習があり、戦後、日本でも随分、普及しました。元々、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたそうです。
★ ところが・・・1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用したことに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として位置づけ、馬鹿騒ぎをするようになったのが始まりとか。真偽のほどは保証の限りではありませんが、ともかく、そのように伝えられています。間違っていたらご容赦下さい。何しろ明日は「エイプリル・フール」です。
★ 私は今、Google Earth と言う会社の衛星写真や航空写真を用いた地図情報サービスを毎日のように楽しんでいます。その楽しさは、このブログの【6068】 トシ老いた地図マニアの感動 でご紹介したことがあります。今日の、これで楽しんでいるウチにたまたまホット・ニュースとして飛び込んできた話題です。Google Earth についてご関心があれば、こちらをご参照下さい。
by zenmz
| 2006-03-30 21:10