2006年 04月 21日
【6097】 GDP(欲望)捨てて、GDH(幸福)を考えよう |
★ 昨夜、「経済観測とGDP」とタイトルを付けた記事を掲載しましたが、1時間ほど後にコメントを書いて下さった方がありました。非常に心を打たれましたので、そのまま、再録させていただきます。
★ 一読、強烈な感動を覚えました。実は、昨日、「経済観測とGDP」の記事を書きましたのは、まさにご指摘のことに言及して、今日、執筆を予定していた、この話に続けるつもりでした。
★ その前提にGDPは、一体、私たちの幸せと、どうつながるのか? と、問題提起の問いかけメッセージを書きつづったのでした。1時間もしないうちに、それを受けて、しかも同じ思いのコメントを頂戴するとは夢にも思っていませんでした。
★ ご署名は、「ンチャ」 お名前を見て2度、ビックリ。私は、SNSを始めて、今日でちょうど、10日目です。最初は MIXI一昨日19日には GREE にも登録して”二刀流”修行に入りました。MIXI入門初日の第1号訪問者が「ンチャ」 沖縄で独居老人を地域で支える活動をなさっている51歳の男性です。それから10日、毎日、交流を続けて来ました。
★ それにしても、拙文を見て下さり、直ちにその先を読み取り、そのものズバリのコメントをいただく。こんな感動は初めてです。この方とは志をともにしている、と実感した一瞬でした。
★ 「ンチャ」さん、今日は、一緒に、その続きを話し合いましょうよ。どうぞ、吉備高原の私の庵で紅茶でも、飲みながら・・・そうお誘いしたい気分です。
^^^^^^^^^^^^ まあ、ネット喫茶で語りましょう ^^^^^^^^^
◎ 「農家では、自分で野菜を作って食べるとGDPに貢献しないが、お店から買ってきて食べると、GDPを増やすことになると、密かに話しています」
「沖縄の農家の方は、本当にズバリ、GDPの本質と限界を見抜いて いらっしゃるのですね。スゴイ洞察力ではありませんか! 昔から経済学は、自給自足を裏経済として計算に入れませんでした。しかし、”人間の幸福”を中心に考えると、私たちの”ナマ”の生活を支えているタダの部分が本当は一番、大切なのですね。経済学者も、農村のこうした自給自足を【裏庭効果】などと言って半ばバカにしたものの言い方をしてきましたね」
◎ 「子供も自分で育てず、託児所や保育園などに預け、学童にも入れ、塾にも行かすと、GDPを増やす効果があるのですね。高齢になると、託老所に預け、老人ホームに入れる。これも皆、GDPを増やす行為です」
「それが始まる前段の大問題があるのではないでしょうか。
例えば、家庭の主婦の仕事。主婦業は、経済学がズーッと、無視してきた価値です。人間生活の基本である家庭を支えてきた24時間労働・・・・それは、オカネに換算したら膨大なものです。しかしGDPには反映されません
◎ 「ンチャさん、あなたも仰るように、子育て、親の介護・・・これも、主婦を中心に家族が協力して行うと、ゼロ。託児所を作り、老人ホームをどんどん作って、他人に任せると、GDPがどんどん増える。この構造は何を生み出すか? 深刻な問題は既に始まっています
【自分の親を看てもゼニにならぬが人の親を看るとゼニが稼げる】
こんな社会に改造する。それがいいことのように言われますね。もう直りません。悪魔のささやきは、人間のエゴをむき出しにしました。ゼニ餓鬼根性に向かわせました。
例えば、それが、”福祉の充実”だとか・・・国によって美化されるのですね。たしかに公的部門がどんどん拡大し、GDPは飛躍的にあがります。
しかし、家族の本来機能はどんどん落ちる。家族の結束は希薄になり、多くの場合、崩壊の危機にまで落ち込む。そんなモラル・ハザードが各家庭を脅かしています。」
◎ ですからGDPは、国民の幸福度を測る物差しにはならないのではないか。私は、ことあるごとに持ち出されるGDPに強い懸念を持ちます。
もう少し、その懸念を申し上げると、例えば、瀬戸内海の沿岸漁村が潰れたケース。その漁港に流れ込んでいる川の上流の町に工場が誘致され、工業廃水が川に流れ漁場をつぶしてしまった。仕方ないと、埋め立てて臨海工業地帯に整備した。まあ4,50年前、瀬戸内海沿岸地域はどこもその問題を抱えていました。。
◎ GDPはうなぎ登りに右肩上がり、大発展と喜んだものです。が、気がついてみると、臨海工業地域は、工場廃水や排気ガスで大公害発生源になり、住民に健康被害が続出。死の街に化してしまった。そんな実例が次々と出てきました。こんなのを見ると、GDPは、国民の幸福を増進するのではなく、反比例的に、それを破壊しているワケですね。
◎ 究極の皮肉は、公害が発生したから、その対策のために公害防止産業を興す。水処理、空気清浄機、防音装置・・・・産業界だけではありません。一般家庭でもいっぱいありますね。これ、全部、GDPを押し上げています。GDPが高くなれば、生活の幸福度はうんと下がる。一番、わかりよいですね。私たちは稼いだオカネを本来、不必要な消費につぎ込んでいるのです。正にドブに捨てると同じ。ムダ金です。そして使い古すと、産業廃棄物の山。その処理にまたGDPをふくらまさねばなりません。
◎ 「ンチャさん、あなたが仰る、その結果、”人間関係の希薄化が起こり、幼い子どもたちの間にまでウツなどの精神的病が増え、閉じこもり、ニート、幼児虐待、自殺、認知症、、、と、大変なことが起こっているわけです。
全く同感。それこそ因果関係ははっきりしています。
その先は、経済成長追求のために、国際紛争もよく起こり、国際紛争対策のために、軍事力の強化も行われる、、、”とのご指摘、本当に、その通り、私も同じ見解をもって、日本の行く末を心配しています。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
◆ では、どうすればいいのか? 私は、私たち庶民は、まず、GDPの正体をしっかり知る必要があると、思います。そして, なにかモノに憑かれたようにGDPに動かされることを止めましょう。
◆ まあ、オカミに近いエライ人が「GDPは・・・・」と言えば、思い起こして下さい。
《道路を埋めたり、掘ったり、それを永遠に繰り返したらGDPはどんどんあがりますねぇー。だけど、そばに住んでる私たちの生活はたまったモノじゃない。来る日も、来る日も、騒音続き、そして、やっと工事が終わり、気がついたら暴走族の深夜疾走、排気ガスで、子どもがぜんそく・・・そんなのイヤよ」》
まあ、そんなことを思い浮かべながら、クールに聞きましょう。オカミのアジテーションは、常に眉に唾して聞き流した方が良さそうです。したいことは、役人たちの天下り先造り、と見れば、先ず、間違いありません。
◆ 工業化社会は完全に行き詰まっています。GDP論は、オカミの既得権維持の論理です。消費増大を図ればGDPは簡単にあがるでしょう。
だけど3度の食事をファミリーレストランで食べ、老人も、子どももスナックを手にして、レジャーランドで毎日を過ごす。幸福でしょうか? 健康を壊して病院に行けば、また、どんどんGDPはあがります。
◆ 今こそ、みんな、プラグを抜く時です。欲望のコンセントを・・・そう、警告したのは著名な文明評論家・イヴァン・イリイチ氏でした。「そして人間の”生”そのものの本来の姿に立ち戻り、生きる喜びを取り戻しましょう」 イリイチ氏は、有名な「シャドーワーク」と言う本を著し、価値なしとして放置されてきた”主婦の仕事”に光をあてました。今からもう35年も前のことです。 (私はイリイチ氏と対談したことがあります。ここからご覧下さい)
◆ 私自身は、イリイチ氏が提案された、「プラグ・オフ」(欲望のコンセントを抜け)こそGDP信仰からの脱却に繋がる近道と思っています。個人的にはイリイチの理論を日常生活の中で活かして生きています。
◆ しかし、私だけがヘソ曲がりではありません。世界を見渡せば、行くところまで行って、その先、が見えない超工業化社会に目もくれず、そもそも、GDPなど、アタマから信用しないで、笑い飛ばして、国造りしている国もあります。最後に、それをご紹介しましょう。
◆ この話は、「知る人ぞ知る」の類の有名なエピソードですが、1979年のこと。ヒマラヤで有名なブータンの国王がインドを訪問された際、ジャーナリストから「貴国のGNP(国民総生産)は?」と、質問され、「私たちはGNHを重視している」と答えらました。GNH いきなり飛び出した意味不明の言葉???
◆ ??? たたみかけて質問した記者に、国王は、こう答えられました。「Gross National Happiness (国民総幸福量)」 大切なのは国民の幸福、それがどう動いているか、を計る数値。”自己の利益を動機”に物質的発展に最大幸福を求めるグローバリズムGDPに痛烈な批判を浴びせかけたのです。
◆ (物質的に)貧しくても幸福。世界に”誇る”低開発国・ブータンに私は、今、最大の憧憬の想いを馳せ、尊敬の眼差しを向けています。皆さん、ごぞんじでしょうか? 日本でも既に、GNH に目を向け、熱心に研究を続けておられる方と、その同士のサイトがあります。全く未知の方ですが、ご紹介しましょう。
GNH-STUDY. COM
◆ ここには、日本人研究者による、GNH における「幸福度指標」があります。この一覧をじっくり眺めながら、私たち自身の生活を振り返ってみてはどうでしょう。 見失っていたものが蘇ってきます。
農家では、自分で野菜を作って食べるとGDPに貢献しないが、お店から買ってきて食べると、GDPを増やすことになると、密かに話しています。
子供も自分で育てず、託児所や保育園などに預け、学童にも入れ、塾にも行かすと、GDPを増やす効果があるのですね。高齢になると、託老所に預け、老人ホームに入れる。これも皆GDPを増やす行為です。
しかし、そのために、人間関係の希薄化が起こり、幼い子どもたちの間にまでウツなどの精神的病が増え、閉じこもり、ニート、幼児虐待、自殺、認知症、、、と、大変なことが起こっているわけです。 経済成長追求のために、国際紛争もよく起こり、国際紛争対策のために、軍事力の強化も行われる、、、。
★ 一読、強烈な感動を覚えました。実は、昨日、「経済観測とGDP」の記事を書きましたのは、まさにご指摘のことに言及して、今日、執筆を予定していた、この話に続けるつもりでした。
★ その前提にGDPは、一体、私たちの幸せと、どうつながるのか? と、問題提起の問いかけメッセージを書きつづったのでした。1時間もしないうちに、それを受けて、しかも同じ思いのコメントを頂戴するとは夢にも思っていませんでした。
★ ご署名は、「ンチャ」 お名前を見て2度、ビックリ。私は、SNSを始めて、今日でちょうど、10日目です。最初は MIXI一昨日19日には GREE にも登録して”二刀流”修行に入りました。MIXI入門初日の第1号訪問者が「ンチャ」 沖縄で独居老人を地域で支える活動をなさっている51歳の男性です。それから10日、毎日、交流を続けて来ました。
★ それにしても、拙文を見て下さり、直ちにその先を読み取り、そのものズバリのコメントをいただく。こんな感動は初めてです。この方とは志をともにしている、と実感した一瞬でした。
★ 「ンチャ」さん、今日は、一緒に、その続きを話し合いましょうよ。どうぞ、吉備高原の私の庵で紅茶でも、飲みながら・・・そうお誘いしたい気分です。
^^^^^^^^^^^^ まあ、ネット喫茶で語りましょう ^^^^^^^^^
◎ 「農家では、自分で野菜を作って食べるとGDPに貢献しないが、お店から買ってきて食べると、GDPを増やすことになると、密かに話しています」
「沖縄の農家の方は、本当にズバリ、GDPの本質と限界を見抜いて いらっしゃるのですね。スゴイ洞察力ではありませんか! 昔から経済学は、自給自足を裏経済として計算に入れませんでした。しかし、”人間の幸福”を中心に考えると、私たちの”ナマ”の生活を支えているタダの部分が本当は一番、大切なのですね。経済学者も、農村のこうした自給自足を【裏庭効果】などと言って半ばバカにしたものの言い方をしてきましたね」
◎ 「子供も自分で育てず、託児所や保育園などに預け、学童にも入れ、塾にも行かすと、GDPを増やす効果があるのですね。高齢になると、託老所に預け、老人ホームに入れる。これも皆、GDPを増やす行為です」
「それが始まる前段の大問題があるのではないでしょうか。
例えば、家庭の主婦の仕事。主婦業は、経済学がズーッと、無視してきた価値です。人間生活の基本である家庭を支えてきた24時間労働・・・・それは、オカネに換算したら膨大なものです。しかしGDPには反映されません
◎ 「ンチャさん、あなたも仰るように、子育て、親の介護・・・これも、主婦を中心に家族が協力して行うと、ゼロ。託児所を作り、老人ホームをどんどん作って、他人に任せると、GDPがどんどん増える。この構造は何を生み出すか? 深刻な問題は既に始まっています
【自分の親を看てもゼニにならぬが人の親を看るとゼニが稼げる】
こんな社会に改造する。それがいいことのように言われますね。もう直りません。悪魔のささやきは、人間のエゴをむき出しにしました。ゼニ餓鬼根性に向かわせました。
例えば、それが、”福祉の充実”だとか・・・国によって美化されるのですね。たしかに公的部門がどんどん拡大し、GDPは飛躍的にあがります。
しかし、家族の本来機能はどんどん落ちる。家族の結束は希薄になり、多くの場合、崩壊の危機にまで落ち込む。そんなモラル・ハザードが各家庭を脅かしています。」
◎ ですからGDPは、国民の幸福度を測る物差しにはならないのではないか。私は、ことあるごとに持ち出されるGDPに強い懸念を持ちます。
もう少し、その懸念を申し上げると、例えば、瀬戸内海の沿岸漁村が潰れたケース。その漁港に流れ込んでいる川の上流の町に工場が誘致され、工業廃水が川に流れ漁場をつぶしてしまった。仕方ないと、埋め立てて臨海工業地帯に整備した。まあ4,50年前、瀬戸内海沿岸地域はどこもその問題を抱えていました。。
◎ GDPはうなぎ登りに右肩上がり、大発展と喜んだものです。が、気がついてみると、臨海工業地域は、工場廃水や排気ガスで大公害発生源になり、住民に健康被害が続出。死の街に化してしまった。そんな実例が次々と出てきました。こんなのを見ると、GDPは、国民の幸福を増進するのではなく、反比例的に、それを破壊しているワケですね。
◎ 究極の皮肉は、公害が発生したから、その対策のために公害防止産業を興す。水処理、空気清浄機、防音装置・・・・産業界だけではありません。一般家庭でもいっぱいありますね。これ、全部、GDPを押し上げています。GDPが高くなれば、生活の幸福度はうんと下がる。一番、わかりよいですね。私たちは稼いだオカネを本来、不必要な消費につぎ込んでいるのです。正にドブに捨てると同じ。ムダ金です。そして使い古すと、産業廃棄物の山。その処理にまたGDPをふくらまさねばなりません。
◎ 「ンチャさん、あなたが仰る、その結果、”人間関係の希薄化が起こり、幼い子どもたちの間にまでウツなどの精神的病が増え、閉じこもり、ニート、幼児虐待、自殺、認知症、、、と、大変なことが起こっているわけです。
全く同感。それこそ因果関係ははっきりしています。
その先は、経済成長追求のために、国際紛争もよく起こり、国際紛争対策のために、軍事力の強化も行われる、、、”とのご指摘、本当に、その通り、私も同じ見解をもって、日本の行く末を心配しています。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
◆ では、どうすればいいのか? 私は、私たち庶民は、まず、GDPの正体をしっかり知る必要があると、思います。そして, なにかモノに憑かれたようにGDPに動かされることを止めましょう。
◆ まあ、オカミに近いエライ人が「GDPは・・・・」と言えば、思い起こして下さい。
《道路を埋めたり、掘ったり、それを永遠に繰り返したらGDPはどんどんあがりますねぇー。だけど、そばに住んでる私たちの生活はたまったモノじゃない。来る日も、来る日も、騒音続き、そして、やっと工事が終わり、気がついたら暴走族の深夜疾走、排気ガスで、子どもがぜんそく・・・そんなのイヤよ」》
まあ、そんなことを思い浮かべながら、クールに聞きましょう。オカミのアジテーションは、常に眉に唾して聞き流した方が良さそうです。したいことは、役人たちの天下り先造り、と見れば、先ず、間違いありません。
◆ 工業化社会は完全に行き詰まっています。GDP論は、オカミの既得権維持の論理です。消費増大を図ればGDPは簡単にあがるでしょう。
だけど3度の食事をファミリーレストランで食べ、老人も、子どももスナックを手にして、レジャーランドで毎日を過ごす。幸福でしょうか? 健康を壊して病院に行けば、また、どんどんGDPはあがります。
◆ 今こそ、みんな、プラグを抜く時です。欲望のコンセントを・・・そう、警告したのは著名な文明評論家・イヴァン・イリイチ氏でした。「そして人間の”生”そのものの本来の姿に立ち戻り、生きる喜びを取り戻しましょう」 イリイチ氏は、有名な「シャドーワーク」と言う本を著し、価値なしとして放置されてきた”主婦の仕事”に光をあてました。今からもう35年も前のことです。 (私はイリイチ氏と対談したことがあります。ここからご覧下さい)
◆ 私自身は、イリイチ氏が提案された、「プラグ・オフ」(欲望のコンセントを抜け)こそGDP信仰からの脱却に繋がる近道と思っています。個人的にはイリイチの理論を日常生活の中で活かして生きています。
◆ しかし、私だけがヘソ曲がりではありません。世界を見渡せば、行くところまで行って、その先、が見えない超工業化社会に目もくれず、そもそも、GDPなど、アタマから信用しないで、笑い飛ばして、国造りしている国もあります。最後に、それをご紹介しましょう。
◆ この話は、「知る人ぞ知る」の類の有名なエピソードですが、1979年のこと。ヒマラヤで有名なブータンの国王がインドを訪問された際、ジャーナリストから「貴国のGNP(国民総生産)は?」と、質問され、「私たちはGNHを重視している」と答えらました。GNH いきなり飛び出した意味不明の言葉???
◆ ??? たたみかけて質問した記者に、国王は、こう答えられました。「Gross National Happiness (国民総幸福量)」 大切なのは国民の幸福、それがどう動いているか、を計る数値。”自己の利益を動機”に物質的発展に最大幸福を求めるグローバリズムGDPに痛烈な批判を浴びせかけたのです。
◆ (物質的に)貧しくても幸福。世界に”誇る”低開発国・ブータンに私は、今、最大の憧憬の想いを馳せ、尊敬の眼差しを向けています。皆さん、ごぞんじでしょうか? 日本でも既に、GNH に目を向け、熱心に研究を続けておられる方と、その同士のサイトがあります。全く未知の方ですが、ご紹介しましょう。
GNH-STUDY. COM
◆ ここには、日本人研究者による、GNH における「幸福度指標」があります。この一覧をじっくり眺めながら、私たち自身の生活を振り返ってみてはどうでしょう。 見失っていたものが蘇ってきます。
by zenmz
| 2006-04-21 11:30
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