2006年 06月 07日
【6152】 ご注目を・・・自分が管理・運営出来るSNSの登場 |
★ SNSと言えば、すぐMIXIやGREEを思い浮かべるほど特定SNSの寡占度が高い、との印象が強いのですが、それに大きな風穴を開ける新しい試みが加わりました。『ソニーコミュニケーションネットワーク』が、今日(6月6日)昼前に公表し、即日、一般提供を開始した【「So-net SNS」】(β版)です。
★ 私も、早速、登録し、必要なSo-net IDを取得しました。SNSを始めて約2ヶ月、「自分が思うように管理・運営出来るSNSがあったらいいのだが・・・」と思っていた矢先のこと。本当に、「これこれ!」と、掘り出し物を見つけた感じです。これからじっくりと、利用法を考えてみたいと思います。
★ これまでのSNSは、それぞれにオーナーがいて、既に会員である人の招待がないと加入できませんでした。「友の友、その友の友」と順に縁を繋いで結ぶ仕組みです。しかし、この【So-net SNS】は、私たち一人一人がオーナーになって自分が運営するSNSを開設出来るのです。
★ 例えば、親戚・肉親だけの家族コミュニティ、職場の同僚コミュニティ、親友コミュニティ、同窓会コミュニティ・・・とにかく気の置けない仲間だけの小さなコミュニケーションの場を自由に作れるのが、既存のものと大きく異なる点です。(ただし、一人1コミュニティSNSしか認められていません)
★ こうした小コミュニティは、これまでのSNSの中でも作られていました。しかし、招かざる客がなだれ込み、「お互い顔が見える仲間」のはずが根本から覆って、今では、殆ど信用できない無責任な仮面の集いになっています。【So-net SNS】では、オーナーが出入りのカギを握っているので”招かざる客”は完全に排除できます。これだと、SNSが本来、追求した《顔を見知った者同士》の”コミュニティ”の信頼性が高まり、要らざる緊張感で構える必要がないものを作れそうです。
★ これまでのSNSに私と同じ不満を感じている人は多かったのですね。このようなオーナー型の SNS を提供する 理由を、【So-net SNS】も、「大手 SNS のユーザー間に潜在している“コミュニティのやり直しニーズ”の掘り起こし」と、はっきり断言しています。
★ 夢を抱いて入ってみたものの、過半数は電脳妖怪ばかり、私のように居心地が悪くなったユーザーは、別の環境でコミュニティをやり直したいという気持ちを持ち続けながら、ズルズルと、問題を抱えるMIXIやGREEに寄りかかったままで来ました。適当な代替が無かったからです。【So-net SNS】は、そこに目をつけ、自分で自由に管理・運営できる”オーナー型 SNS”を設計し、公開したのです。
★ 通常、このような類似ソフトが出ると、加入者の引き抜き・取り込み競争が始まるのですが、【So-net SNS】は、実に大らか。「例えば mixi を使いながら 【So-net SNS】 も使うといった共存の道もどうぞ。多分、これから生まれる1個1個の SNS は mixi のように何百万単位ではなく、2人、3人くらいのレベルから10人、または多くても100人くらい。小中規模の SNS が無数にできるようになるだろう」との考え。
★ あの業界大手の『ソニーコミュニケーションネットワーク』がなぜ、今になってSo-net SNS を立ち上げたのか? 狙いはやはりSNS による広告ビジネス。既存のSNSに満足しない個別の属性に合った広告配信を開拓すると言います。Googleが成功した”ターゲティング広告”や”オプションサービス”のビジネスモデルを追求するのがホンネ。
★ そこではSNSは恒常的なコミュニティではなく、目的にあわせた短期・暫定期限付きのものを次々と立ち上げる。例えば、“ブライダル SNS” 結婚式を挙げる人がオーナーとなり、式の参加者をそのまま SNS の参加者として招待し、式に関する連絡網や式後の報告網として利用する。同時に参加者同士がサプライズな演出を考える場に利用。
★ ペットオーナー、カーオーナー、スポーツチーム、塾に通う子供の親など特定事業と強く結びついた SNS ならば、事業者と協業した SNS 構築のプロモーション活動や、SNS を事業者オリジナルにカスタマイズする SI サービスの展開も可能となる・・・・・・と、いったビジネス・モデルを考えているそうです。
★ 当面、「β版」(試用版)だそうですが、これだけの魅力を備えた「オーナー型SNS」が無料で使えるとは、誠に結構。皆さん、既存のSNSと併用しながら大いに私たちの世界を広げようではありませんか。ただし、無料の無料たる所以には多量の参加者を招き、新たなビジネス・モデル作りをねらう主催社の広告ビジネス開発の意図があることは承知しておきましょう。
★ 私も、早速、登録し、必要なSo-net IDを取得しました。SNSを始めて約2ヶ月、「自分が思うように管理・運営出来るSNSがあったらいいのだが・・・」と思っていた矢先のこと。本当に、「これこれ!」と、掘り出し物を見つけた感じです。これからじっくりと、利用法を考えてみたいと思います。
★ これまでのSNSは、それぞれにオーナーがいて、既に会員である人の招待がないと加入できませんでした。「友の友、その友の友」と順に縁を繋いで結ぶ仕組みです。しかし、この【So-net SNS】は、私たち一人一人がオーナーになって自分が運営するSNSを開設出来るのです。
★ 例えば、親戚・肉親だけの家族コミュニティ、職場の同僚コミュニティ、親友コミュニティ、同窓会コミュニティ・・・とにかく気の置けない仲間だけの小さなコミュニケーションの場を自由に作れるのが、既存のものと大きく異なる点です。(ただし、一人1コミュニティSNSしか認められていません)
★ こうした小コミュニティは、これまでのSNSの中でも作られていました。しかし、招かざる客がなだれ込み、「お互い顔が見える仲間」のはずが根本から覆って、今では、殆ど信用できない無責任な仮面の集いになっています。【So-net SNS】では、オーナーが出入りのカギを握っているので”招かざる客”は完全に排除できます。これだと、SNSが本来、追求した《顔を見知った者同士》の”コミュニティ”の信頼性が高まり、要らざる緊張感で構える必要がないものを作れそうです。
★ これまでのSNSに私と同じ不満を感じている人は多かったのですね。このようなオーナー型の SNS を提供する 理由を、【So-net SNS】も、「大手 SNS のユーザー間に潜在している“コミュニティのやり直しニーズ”の掘り起こし」と、はっきり断言しています。
★ 夢を抱いて入ってみたものの、過半数は電脳妖怪ばかり、私のように居心地が悪くなったユーザーは、別の環境でコミュニティをやり直したいという気持ちを持ち続けながら、ズルズルと、問題を抱えるMIXIやGREEに寄りかかったままで来ました。適当な代替が無かったからです。【So-net SNS】は、そこに目をつけ、自分で自由に管理・運営できる”オーナー型 SNS”を設計し、公開したのです。
★ 通常、このような類似ソフトが出ると、加入者の引き抜き・取り込み競争が始まるのですが、【So-net SNS】は、実に大らか。「例えば mixi を使いながら 【So-net SNS】 も使うといった共存の道もどうぞ。多分、これから生まれる1個1個の SNS は mixi のように何百万単位ではなく、2人、3人くらいのレベルから10人、または多くても100人くらい。小中規模の SNS が無数にできるようになるだろう」との考え。
★ あの業界大手の『ソニーコミュニケーションネットワーク』がなぜ、今になってSo-net SNS を立ち上げたのか? 狙いはやはりSNS による広告ビジネス。既存のSNSに満足しない個別の属性に合った広告配信を開拓すると言います。Googleが成功した”ターゲティング広告”や”オプションサービス”のビジネスモデルを追求するのがホンネ。
★ そこではSNSは恒常的なコミュニティではなく、目的にあわせた短期・暫定期限付きのものを次々と立ち上げる。例えば、“ブライダル SNS” 結婚式を挙げる人がオーナーとなり、式の参加者をそのまま SNS の参加者として招待し、式に関する連絡網や式後の報告網として利用する。同時に参加者同士がサプライズな演出を考える場に利用。
★ ペットオーナー、カーオーナー、スポーツチーム、塾に通う子供の親など特定事業と強く結びついた SNS ならば、事業者と協業した SNS 構築のプロモーション活動や、SNS を事業者オリジナルにカスタマイズする SI サービスの展開も可能となる・・・・・・と、いったビジネス・モデルを考えているそうです。
★ 当面、「β版」(試用版)だそうですが、これだけの魅力を備えた「オーナー型SNS」が無料で使えるとは、誠に結構。皆さん、既存のSNSと併用しながら大いに私たちの世界を広げようではありませんか。ただし、無料の無料たる所以には多量の参加者を招き、新たなビジネス・モデル作りをねらう主催社の広告ビジネス開発の意図があることは承知しておきましょう。
by zenmz
| 2006-06-07 00:00
| ネット考現学