2006年 09月 24日
【6258】 見事な育ち・・岡山・市民の手作り文化 |
★ 秋晴れの日曜日、今日は、久しぶりに岡山市内に出かけました。今回で13回目を迎える市民手作りの「おかやま音楽祭」にご近所の小学生がピアノを弾くというので、それを聴きに行ったのです。ついでに直ぐ近くの天満屋百貨店開かれていた「全国シルバー書道展」岡山会場へ、こちらももう19回目という年季の入った催しで、ご近所の高齢者が何人か出しておられるので敬意を表しにまいりました。
★ 語るも恥ずかしながら、市内に出るのは今年になって3度目です。人、人、人・・・岡山も大都会ですね。市内電車が走ってる。レストラン、喫茶店はどこも満員。道行く人々の服装の煌びやかなこと!。これはもう異郷の感じ。キョロキョロ・・・いやぁー、何ともスゴイ活力です。この人波のざわめきと甲高い声の”騒音”、これが都会なのですね。
★ 「第13回おかやま音楽祭」は、「音楽にあふれる魅力あるまち~おかやま」を創ろう、と、地元の演奏家たちが市民に「自発・自主・共同で市民参加の音楽祭をやろう」と始めたもので、今年で13年目。音楽会は9月半ばから曜日ごとにテーマを決めて市内のどこかで繰り広げられており、多彩な催しが10月初めまで続きます。詳しい内容はリンクしたホームページでご覧下さい。
★ ご覧の通り、高尚な、芸術性の高い本格的な音楽から、市民主体のコンサートまで多様です。昨日は、路面電車が超低床式音楽ホールに変わってがたんごとんと、コンサート電車に。岡山城天守閣広場では、お城をバックに、和太鼓の野外ライブ鳴り響いたそうです。
★ 今日の呼び物は、繁華街の中心、アムスメール上之町商店街入り口にある名所・時計台前での「市民手作り・街角コンサート」 「大好きクラッシック」をテーマに17組の”市民演奏家”が平素の精進の成果を披露しました。プロムナードのど真ん中に作られたステージにはグランド・ピアノがどっかり。それが象徴するようにピアノ曲が過半数を占めましたが、管楽器演奏や声楽、キーボード、ギターなどの演奏もあって、1曲ごとに大拍手。楽しい時間を過ごしました。
★ 吉備高原都市からは、小学生が3人も出演しました。そのうち2人は直ぐ近くの”お隣さん” ステージに上がると、二人とも実に落ち着いていて、先ず、その舞台ドキョウに驚きました。もう一人前の演奏家の風貌です。演奏も素晴らしかった。我が息子や娘も、一応、ピアノを学びましたが、その頃と比べると、全く水準が違います。以前は練習曲のご披露。きょうの二人は、曲を演奏しています。やっぱり人類は進化している、と、ビックリしました。
★ 顔見知りのご近所の方々も、数人、来ておられました。互いに「良かったねー、良かった、素晴らしかった!」と、感想を語り合い、直ぐ近くにある天満屋百貨店「葦川会館」で開かれている「全国シルバー書道展」岡山会場に足を向けました。一歩、会場に足を踏み込んで、まず驚いたのは出品の数。もの凄いです。
★ 幾つあるのかな? と、お訪ねしますと、951点。私は書は全くの門外漢で、善し悪しを見分ける目を持っていませんが、多少、書道をたしなんでおります老妻に訊ねますと、なかなか力作揃い、と申します。会場のあちこちにワープロで打ち出された「高齢参加者一覧」が紹介されていました。何と、85歳以上が100人。内26人が90歳以上となっています。最高年齢は、男女とも98歳。もう脱帽・最敬礼です。
「60,70は、はな垂れ小僧」
その方々の書を拝見しながら、それを実感しました。
★ やはり、時には、こうした催しに出かけて刺激を受けなければいけませんね。
小学生の見事なピアノ演奏や、98歳翁・媼の見事な書を拝見しますと、【少子・高齢化社会】のイメージがガラリと変わります。世間に背を向け、「隠棲の身」とか「年金生活者は托鉢の身」などとうそぶいておれないゾ、と、大いに啓発されました。
★ 実は、この周辺。岡山では別名「カルチャー・ゾーン」と呼ばれていて、「竹下夢二郷土美術館」「林原美術館」「県立美術館」「岡山市立オリエント美術館」「県立博物館」などの美術・博物館や「岡山シンフォニーホール」「県立図書館」「岡山城」「岡山後楽園」などの文化施設がひしめいて建っています。
「せめて月に1,2度は足を向けるべきだな」
夕食後、この稿を記しながら、本当に怠惰になった我が身を振り返り、自分に言い聞かせております。
いい、一日でした。
★ 「第13回おかやま音楽祭」は、「音楽にあふれる魅力あるまち~おかやま」を創ろう、と、地元の演奏家たちが市民に「自発・自主・共同で市民参加の音楽祭をやろう」と始めたもので、今年で13年目。音楽会は9月半ばから曜日ごとにテーマを決めて市内のどこかで繰り広げられており、多彩な催しが10月初めまで続きます。詳しい内容はリンクしたホームページでご覧下さい。
★ ご覧の通り、高尚な、芸術性の高い本格的な音楽から、市民主体のコンサートまで多様です。昨日は、路面電車が超低床式音楽ホールに変わってがたんごとんと、コンサート電車に。岡山城天守閣広場では、お城をバックに、和太鼓の野外ライブ鳴り響いたそうです。
★ 今日の呼び物は、繁華街の中心、アムスメール上之町商店街入り口にある名所・時計台前での「市民手作り・街角コンサート」 「大好きクラッシック」をテーマに17組の”市民演奏家”が平素の精進の成果を披露しました。プロムナードのど真ん中に作られたステージにはグランド・ピアノがどっかり。それが象徴するようにピアノ曲が過半数を占めましたが、管楽器演奏や声楽、キーボード、ギターなどの演奏もあって、1曲ごとに大拍手。楽しい時間を過ごしました。
★ 吉備高原都市からは、小学生が3人も出演しました。そのうち2人は直ぐ近くの”お隣さん” ステージに上がると、二人とも実に落ち着いていて、先ず、その舞台ドキョウに驚きました。もう一人前の演奏家の風貌です。演奏も素晴らしかった。我が息子や娘も、一応、ピアノを学びましたが、その頃と比べると、全く水準が違います。以前は練習曲のご披露。きょうの二人は、曲を演奏しています。やっぱり人類は進化している、と、ビックリしました。
★ 顔見知りのご近所の方々も、数人、来ておられました。互いに「良かったねー、良かった、素晴らしかった!」と、感想を語り合い、直ぐ近くにある天満屋百貨店「葦川会館」で開かれている「全国シルバー書道展」岡山会場に足を向けました。一歩、会場に足を踏み込んで、まず驚いたのは出品の数。もの凄いです。
★ 幾つあるのかな? と、お訪ねしますと、951点。私は書は全くの門外漢で、善し悪しを見分ける目を持っていませんが、多少、書道をたしなんでおります老妻に訊ねますと、なかなか力作揃い、と申します。会場のあちこちにワープロで打ち出された「高齢参加者一覧」が紹介されていました。何と、85歳以上が100人。内26人が90歳以上となっています。最高年齢は、男女とも98歳。もう脱帽・最敬礼です。
「60,70は、はな垂れ小僧」
その方々の書を拝見しながら、それを実感しました。
★ やはり、時には、こうした催しに出かけて刺激を受けなければいけませんね。
小学生の見事なピアノ演奏や、98歳翁・媼の見事な書を拝見しますと、【少子・高齢化社会】のイメージがガラリと変わります。世間に背を向け、「隠棲の身」とか「年金生活者は托鉢の身」などとうそぶいておれないゾ、と、大いに啓発されました。
★ 実は、この周辺。岡山では別名「カルチャー・ゾーン」と呼ばれていて、「竹下夢二郷土美術館」「林原美術館」「県立美術館」「岡山市立オリエント美術館」「県立博物館」などの美術・博物館や「岡山シンフォニーホール」「県立図書館」「岡山城」「岡山後楽園」などの文化施設がひしめいて建っています。
「せめて月に1,2度は足を向けるべきだな」
夕食後、この稿を記しながら、本当に怠惰になった我が身を振り返り、自分に言い聞かせております。
いい、一日でした。
by zenmz
| 2006-09-24 22:20
| 教育論