2007年 07月 05日
【7307】 稲光は豊年の兆し |
★ 犬を飼い始めてはや2年半。ピピは私の無くてならぬ散歩の伴侶と思っていますが・・・・やはり私は基本的に犬・猫嫌いのようです。梅雨になると、それが露呈します。
★ ピピの犬小屋は8畳の間ほどの別棟の物置小屋入り口に出し入れ出来るように置いてあります。平素のそれでいいのですが、梅雨の長雨、時として集中豪雨・大雨になる時があります。暗雲垂れ込め雷が鳴ると、ピピは狂ったように吠えます。多分、恐怖感を吹っ飛ばすため虚空に虚勢をはって見せるのでしょう。少々、やかましいが、
「それは誠に健康な犬の習性。放っとけ」
私の主張です。
★ ところが、母娘連合軍は、違うのですね。
「よし、よし、待っててネ」
などといいながら、あろうことか、母屋の玄関にピピを連れ込みます。
タイルの上に古毛布を敷き、環境が変わるとイケナイと、犬小屋まで移築。周りに水、餌皿まで設備します。
我が家は玄関は、上がり框(かまち)を含めると、8畳の間ほどありますが、足の踏み場も無くなります。
ピカ! ゴロゴロが始まると、深夜でも、寝間着姿で出てきて、寄り添い、「ヨシヨシ」と、アタマやハラを撫でています。
やがて全館に立ちこめる犬の体臭。これが私には耐え難いです。
★ 犬と言えば、オオカミを思います。多分、同類でしょう。身の危険を覚えれば、穴を見つけて身を隠す。見つからねば、自ら掘って身を潜める。それが習性のはず。妻娘のやっていることは、何とも過剰な過保護に思え、つい
「悪い教育をしているようなもの」と反対を唱え、「止めろ」「止めない。薄情者!」の応酬になります。
★ まあ、一家分断するほどの原因を作る、このカミナリ。実は、吉備高原都市の”名物”なのです。ゴロゴロではありません。ゴロゴロは遠く彼方で、暗雲接近の予告です。真上にある時は、先ずピカ! あっ来た!、と思った瞬間、パリッ! ドン! です。パリッ・ドン!と来ます。パソコンがダメになった、うちはテレビが・・・軒並み被害の経験者です。中には、2度、3度と言う人もいます。”カミナリ道”に建っているのですね。
★ しかし・・・農家にとっては、カミナリは、福の神。豊作の前触れです。
私の住んでいるところの地籍上の地名は、「山ノ田」といいます。松茸山を分けて開けた美しい棚田があったところです。近くには雷神社があって今でも農家の信仰が生きています。ここでは農家の人々は、雷を敬愛して、親しんでいます。
★ 考えてみれば、稲光は、それどころではありません。今や全世界の人間に不可欠のものとなりました。電気を止めれば、都会は1日も保ちません。1週間も止まれば、たちまち廃墟。人類が先ず滅亡します。
この地上に生物発祥の昔に遡れば、このピカッ、パシッの高エネルギーがタンパクシツに最初のイノチを吹き込んだのかもしれません。この地の先人が雷神社を建て、”敬神”の念を深めた気持ちが分かるような気持ちになります。
***** 初めてご来訪の方にお願い *****
このブログ【彷徨人生・・・喜寿から傘寿へ】の公開趣旨をご一読ください。
★ ピピの犬小屋は8畳の間ほどの別棟の物置小屋入り口に出し入れ出来るように置いてあります。平素のそれでいいのですが、梅雨の長雨、時として集中豪雨・大雨になる時があります。暗雲垂れ込め雷が鳴ると、ピピは狂ったように吠えます。多分、恐怖感を吹っ飛ばすため虚空に虚勢をはって見せるのでしょう。少々、やかましいが、
「それは誠に健康な犬の習性。放っとけ」
私の主張です。
★ ところが、母娘連合軍は、違うのですね。
「よし、よし、待っててネ」
などといいながら、あろうことか、母屋の玄関にピピを連れ込みます。
タイルの上に古毛布を敷き、環境が変わるとイケナイと、犬小屋まで移築。周りに水、餌皿まで設備します。
我が家は玄関は、上がり框(かまち)を含めると、8畳の間ほどありますが、足の踏み場も無くなります。
ピカ! ゴロゴロが始まると、深夜でも、寝間着姿で出てきて、寄り添い、「ヨシヨシ」と、アタマやハラを撫でています。
やがて全館に立ちこめる犬の体臭。これが私には耐え難いです。
★ 犬と言えば、オオカミを思います。多分、同類でしょう。身の危険を覚えれば、穴を見つけて身を隠す。見つからねば、自ら掘って身を潜める。それが習性のはず。妻娘のやっていることは、何とも過剰な過保護に思え、つい
「悪い教育をしているようなもの」と反対を唱え、「止めろ」「止めない。薄情者!」の応酬になります。
★ まあ、一家分断するほどの原因を作る、このカミナリ。実は、吉備高原都市の”名物”なのです。ゴロゴロではありません。ゴロゴロは遠く彼方で、暗雲接近の予告です。真上にある時は、先ずピカ! あっ来た!、と思った瞬間、パリッ! ドン! です。パリッ・ドン!と来ます。パソコンがダメになった、うちはテレビが・・・軒並み被害の経験者です。中には、2度、3度と言う人もいます。”カミナリ道”に建っているのですね。
★ しかし・・・農家にとっては、カミナリは、福の神。豊作の前触れです。
私の住んでいるところの地籍上の地名は、「山ノ田」といいます。松茸山を分けて開けた美しい棚田があったところです。近くには雷神社があって今でも農家の信仰が生きています。ここでは農家の人々は、雷を敬愛して、親しんでいます。
《稲光は豊年の兆し》
○ 稲光(稲妻)は、昔から稲の穂を孕ませる」と信じられて来た。秋田の名産ハタハタは冬雷が鳴れば、豊漁とされる。
○ 農業だけでなく、漁業でも、雷鳴や稲光が良き予兆、とされるのは、面白い。
○ 米国の独立で有名なベンジャミン・フランクリンは、雷が電気であることを凧を使って証明したことで知られる。
○ 稲光は高エネルギーの電気の力で生じる自然現象で、空気中の窒素ガスの固定化にも繋がる。これが実際に肥料となって作用しているとすれば、誠に合理的な”古い”ことわざではある。
★ 考えてみれば、稲光は、それどころではありません。今や全世界の人間に不可欠のものとなりました。電気を止めれば、都会は1日も保ちません。1週間も止まれば、たちまち廃墟。人類が先ず滅亡します。
この地上に生物発祥の昔に遡れば、このピカッ、パシッの高エネルギーがタンパクシツに最初のイノチを吹き込んだのかもしれません。この地の先人が雷神社を建て、”敬神”の念を深めた気持ちが分かるような気持ちになります。
***** 初めてご来訪の方にお願い *****
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by zenmz
| 2007-07-05 10:48
| 食生活:今日の一戒