2007年 07月 24日
【7343】 《鯛なくばエソ、エソなくばサメ》 |
★ 世界的に日本食大ブームです。そのことを2年前、マレーシアのマラッカに1ヶ月滞在して、現地の人々と交流して実際に、その本格的な浸透ぶりを体験して驚いたことがあります。我が家に招いたマレーシア人は勿論、英国人、フランス人、オランダ人など知り合った新しい友人20数人をレンタル・マンションに招いて、前後2回、行った「日本の味パーティ」は大好評。握りスシ、天ぷら、炊き込みご飯・・・全部、「オイシイ!」
★ 「我が家で日本料理を教えて・・・」 オデンが良かろう、と 食材を買いにスーパーへ行ってビックリしました。トウフ、コンニャク、ガンモドキ、練物・・・なんでも揃います。「スシ・コーナー」もあって、1カン1~2リンギッド(35円~70円)で売っています。サラリーマンの昼食代が4,5リンギッド140円前後であることを考え合わせると、非常に高いお値段です。それがどんどん売れています。
★ 町に出ると、「すし金」という日本人実業家が経営する「スシ・バー」が大人気でした。英語で言えば「サー」の敬称にあたる「ダトー」のタイトル付きで呼ばれるペナン島の日本人実業家「ダトー・小西」が経営しているお店です。日本の100円寿司並のお値段。普通のマレーシア人にはとても手が出るはずもない、と思いますが、これがまた連日、大入り満員の大盛況です。
★ マレーシアの皆さんは、甘味のかつお味が好きなようですね。乏しい材料で何とか日本の味に近づけたいと、老妻が苦労したスシ・ネタで、ナマ魚が手に入らないこと。そこで代用品にとスシメシの上に「カに風味の糸かまぼこ」を乗せてみました。ケガの功名で、大好評。、「コレ何? オイシイ。ワンダフル!」
これを説明するため拙い英語を転がすのに苦労をしました。説明しながら、何と我が日本人は器用なものだ、と、改めて感じ入ったものでした。
★ 実は、「すし金」のダトー・小西は、マレーシアで35もの合弁会社を経営する大実業家ですが、マレーシアを拠点に東南アジア諸国に色んな種類の工場を経営しています。その一つにミャンマーにある工場では、「骨なし魚」を加工し、日本に輸出しているのです。日本では老人ホーム・病院などの給食に「骨なし魚」が普及していますが、その製造元はミャンマーにあるのです。
今朝の辻啓介博士の食随想を読みながら、そんなことを思い出しています。今年の年末こそ、またマラッカへ。急に懐かしくなりました。
★ 「我が家で日本料理を教えて・・・」 オデンが良かろう、と 食材を買いにスーパーへ行ってビックリしました。トウフ、コンニャク、ガンモドキ、練物・・・なんでも揃います。「スシ・コーナー」もあって、1カン1~2リンギッド(35円~70円)で売っています。サラリーマンの昼食代が4,5リンギッド140円前後であることを考え合わせると、非常に高いお値段です。それがどんどん売れています。
★ 町に出ると、「すし金」という日本人実業家が経営する「スシ・バー」が大人気でした。英語で言えば「サー」の敬称にあたる「ダトー」のタイトル付きで呼ばれるペナン島の日本人実業家「ダトー・小西」が経営しているお店です。日本の100円寿司並のお値段。普通のマレーシア人にはとても手が出るはずもない、と思いますが、これがまた連日、大入り満員の大盛況です。
★ マレーシアの皆さんは、甘味のかつお味が好きなようですね。乏しい材料で何とか日本の味に近づけたいと、老妻が苦労したスシ・ネタで、ナマ魚が手に入らないこと。そこで代用品にとスシメシの上に「カに風味の糸かまぼこ」を乗せてみました。ケガの功名で、大好評。、「コレ何? オイシイ。ワンダフル!」
これを説明するため拙い英語を転がすのに苦労をしました。説明しながら、何と我が日本人は器用なものだ、と、改めて感じ入ったものでした。
★ 実は、「すし金」のダトー・小西は、マレーシアで35もの合弁会社を経営する大実業家ですが、マレーシアを拠点に東南アジア諸国に色んな種類の工場を経営しています。その一つにミャンマーにある工場では、「骨なし魚」を加工し、日本に輸出しているのです。日本では老人ホーム・病院などの給食に「骨なし魚」が普及していますが、その製造元はミャンマーにあるのです。
今朝の辻啓介博士の食随想を読みながら、そんなことを思い出しています。今年の年末こそ、またマラッカへ。急に懐かしくなりました。
《鯛なくばエソ、エソなくばサメ》
○ 鯛は、蒲鉾(かまぼこ)の最高級の原料だが、高価なのでよくエソが使用される。さらにエソも高級原料なので、もっと安いサメを使うことがある。
○ 代用品で間に合わせるしかない、という意味。
○ 蒲鉾や竹輪など練り製品では、日本の技術が段違いに優れている。歴史的スターはガンモドキであろう。
○ 雁(がん)は高いので、「もどき」である大豆製品が庶民に受け入れられた。
○ カに風味蒲鉾も、日本人の傑作で、世界をまたに歩いている。
by zenmz
| 2007-07-24 08:41
| 食生活:今日の一戒