2007年 09月 18日
【7407】 言い訳よりも、出来るのか? |
★ 安倍晋三首相の辞任表明とその後の政治空白。次の総理大臣に誰がなろうと、出来もせぬカラ公約の言い訳にこれを持ち出し辻褄合わせするでしょうか。
他でもない国民一人一人の最大の関心事である年金記録不備問題の解決。「来年3月までに一人一人の国民全部の・・・」との記録是正公約。
★ キチンと確認しておきましょう。
衆参両院で年金給付請求の時効撤廃特例法、社会保険庁改革法の強行採決を重ね、記録不備問題の解決を目指した工程表を急ごしらえでまとめ、公約とした。更に約五千万の加入記録について、3月までに終了すると2カ月前倒ししました。強行採決までして「公約」としたのは自民党です。
★ 加入記録が正しいかどうか加入者本人に確認してもらうために加入記録を全員に送付する作業も、当初予定の2008年9月以降を同年4月以降に繰り上げることを決めた。安倍首相は「最後の一人まで年金を支払う」とも明言しました。
次期首相が就任後、「あれは前任者の”病気”のセイ」で逃げられては困ります。
★ 改めて、そのことを思うのは、今日18日の閣僚懇談会後の記者会見で、舛添厚生労働相が示した過敏反応。
《TBSの情報番組「ピンポン!」が、年金問題について民主党議員が舛添厚労相を一方的に批判する内容の放送を流したのは、放送法が定める政治的公平の原則に違反する》
と、TBSに抗議文を送付する、とか!。ちょっとピンボケ。
★ 社会保険庁については、ずさんな記録管理の問題に引き続き、職員による横領、その処分の手ぬるさなど目を疑うことが連日報道されています。そして立て直しのためにはまず組織の抜本的な改革が急務とされているのに、監督者の立場にある舛添さんは、そんな権力をカサに着た口封じに意欲を燃やすのではなく、そこに指摘された疑問点に答えるべきではないか。
★ 社会保険庁にやらせる、との号令は勇ましいが、国民は、それを信じてはいません。現業の官庁でありながら、それにふさわしいマネジメントはゼロ。組合のサボタージ横車をそのまま受け入れ、仕事が出来ない職場慣行を是認してきた長い経緯があります。その実態を明らかにし、本気で仕事と取り組む”補償”をキチンとしなければ、絶対に公約は絶対に実行されない。
★ 怠け仕事に慣れきった1万7000人と言われる社会保険庁職員に果たして、この大仕事を成し遂げるポテンシャルがあるのか?。全員がキチンと、来年3月までに基礎年金番号に未統合の5000万件をはじめとする年金記録の修復を行う。一人一人にその責任の自覚と、それを実行させる職場のモラールがあるのか? 批判されれば口答えするだけ?
★ 国民が知りたいのは、「公約通り出来るのか?」 その一点です。出来ない言い訳を求めてはいません。 舛添厚生労働相も、守りの姿勢になって来ましたね。国民の懸念をキチンと受け止め公約遂行の信頼を取り付ける。それがあなたの仕事です。権力カサに民放を脅かすのはいけません。
他でもない国民一人一人の最大の関心事である年金記録不備問題の解決。「来年3月までに一人一人の国民全部の・・・」との記録是正公約。
★ キチンと確認しておきましょう。
衆参両院で年金給付請求の時効撤廃特例法、社会保険庁改革法の強行採決を重ね、記録不備問題の解決を目指した工程表を急ごしらえでまとめ、公約とした。更に約五千万の加入記録について、3月までに終了すると2カ月前倒ししました。強行採決までして「公約」としたのは自民党です。
★ 加入記録が正しいかどうか加入者本人に確認してもらうために加入記録を全員に送付する作業も、当初予定の2008年9月以降を同年4月以降に繰り上げることを決めた。安倍首相は「最後の一人まで年金を支払う」とも明言しました。
次期首相が就任後、「あれは前任者の”病気”のセイ」で逃げられては困ります。
★ 改めて、そのことを思うのは、今日18日の閣僚懇談会後の記者会見で、舛添厚生労働相が示した過敏反応。
《TBSの情報番組「ピンポン!」が、年金問題について民主党議員が舛添厚労相を一方的に批判する内容の放送を流したのは、放送法が定める政治的公平の原則に違反する》
と、TBSに抗議文を送付する、とか!。ちょっとピンボケ。
★ 社会保険庁については、ずさんな記録管理の問題に引き続き、職員による横領、その処分の手ぬるさなど目を疑うことが連日報道されています。そして立て直しのためにはまず組織の抜本的な改革が急務とされているのに、監督者の立場にある舛添さんは、そんな権力をカサに着た口封じに意欲を燃やすのではなく、そこに指摘された疑問点に答えるべきではないか。
★ 社会保険庁にやらせる、との号令は勇ましいが、国民は、それを信じてはいません。現業の官庁でありながら、それにふさわしいマネジメントはゼロ。組合のサボタージ横車をそのまま受け入れ、仕事が出来ない職場慣行を是認してきた長い経緯があります。その実態を明らかにし、本気で仕事と取り組む”補償”をキチンとしなければ、絶対に公約は絶対に実行されない。
★ 怠け仕事に慣れきった1万7000人と言われる社会保険庁職員に果たして、この大仕事を成し遂げるポテンシャルがあるのか?。全員がキチンと、来年3月までに基礎年金番号に未統合の5000万件をはじめとする年金記録の修復を行う。一人一人にその責任の自覚と、それを実行させる職場のモラールがあるのか? 批判されれば口答えするだけ?
★ 国民が知りたいのは、「公約通り出来るのか?」 その一点です。出来ない言い訳を求めてはいません。 舛添厚生労働相も、守りの姿勢になって来ましたね。国民の懸念をキチンと受け止め公約遂行の信頼を取り付ける。それがあなたの仕事です。権力カサに民放を脅かすのはいけません。
by zenmz
| 2007-09-18 17:35
| 現代社会論