2008年 03月 19日
【8005】 Googlezon の胎児 |
★ ネットが紙に印刷された文字情報のオールド・メディアをどんどん追いつめています。
新聞が息の根を止められるのは、もう時間の問題かもしれません。
何がニュースか? 私たちが新聞で慣れ親しんだニュース概念そのものも大きく変わるほどに、ネット・オンラインの新メディアは急速な進化を遂げつつあるように思います。
★ ネット・インフラのブロードバンド化は、新聞が自らを自己変革させる方向を決定づけたように思います。動画と電子新聞のコラボ・・・テレビと新聞が合体、アウフヘーベンする試みが英国で成功し始めています。
★ 3ヶ月の”冬眠”中、私は、英国の新聞が始めた新しい試みを追い続けていました。
"Daily Telegraph" "Guadian"と言えば、世界的に知られるシニセですが、この2紙が始めた新しい取り組みを見ていると、ネット時代に紙新聞が自己変身を遂げる一つのひな形を既に整えた感じがします。
★ とりわけ完成度が高いのが”Daily Telegraph"が2007年9月に始めた新メディア”Telegraph TV news now"だと思います。
ビデオでリアル・タイムに”放送”する日々のニュースや解説をトップに据えてスポーツ、ビジネス、文化、生活情報など豊富な情報を原則ビデオ放送で提供する新しい新聞です。
★ 活字はあくまで第二次的。映像中心にあらゆる情報をビデオ化して提供しています。
そして、活字で内容を確かめたい場合には、「read more」をクリックすれば、母紙であるネット新聞「Telegraph.co.uk」に飛んで、じっくり活字で読める仕組みです。
伝統的な新聞手法とテレビのコラボが生み出した新メディアと言って良いでしょう。
★ 登場してわずか2ヶ月で、アッという間にアクセスが340万をヒットし、固定読者が80万人に達し、期待以上の安定的な広告収入を確保したという"Telegraph TV news now"の出現と成功は、世界の新聞に大きな注目を集めています。
日本の各新聞社のネット版も似たような「動画」を貼り付けていますが、質量ともに格段に違います。
その差は何か?
★ 私は、今、2年前に Google が
「紙新聞は姿を消し、新登場の"Googlezon"にその席を譲る」
とし、来るべき情報社会は、
「進化型パーソナライズ情報構築網」(EPIC=Evolving Personalized Information Construct) これが未来社会を大きく変える」
と予言したのにショックを受けたことを思い出しています。
(【6151】 電脳怪物”Googlezon”の恐怖)
★ 当時は、SF並のちょっと不気味な夢物語のように思いました。
しかし、今は、その”進化”は急速に、しかも着実に進行していることを実感します。
現に世界の新聞各紙は、紙新聞からウエブ新聞へ、何時、どのように変身するか?
それが焦眉の懸案になっています。
★ 世界のネット事情はブロードバンド浸透で動画の果たす役割が飛躍的に増大しました。
もはや文字情報では勝ち目はありません。
新聞業界はネットのブロードバンド化で動画技術とのコラボでなければ生き残れない時代に突入したようです。
★ 今、私は、マスコミ志望の若い人々に
「これからのマスコミはどうなるのか? 是非、Telegraph や Gurdian の取り組みを見て、『進化型パーソナライズ情報構築網』(EPIC=Evolving Personalized Information Construct)を考えてみなさい」
と、アドバイスしています。
★ 皆さん、一度、次のサイトを見て下さいませんか?
未曾有の情報変革期に英国新聞業界で始まった社会実験とその意味が読み取れると思います。
【Telegraph TV news now】
【guardian.co.uk】
【Googlezon】
新聞が息の根を止められるのは、もう時間の問題かもしれません。
何がニュースか? 私たちが新聞で慣れ親しんだニュース概念そのものも大きく変わるほどに、ネット・オンラインの新メディアは急速な進化を遂げつつあるように思います。
★ ネット・インフラのブロードバンド化は、新聞が自らを自己変革させる方向を決定づけたように思います。動画と電子新聞のコラボ・・・テレビと新聞が合体、アウフヘーベンする試みが英国で成功し始めています。
★ 3ヶ月の”冬眠”中、私は、英国の新聞が始めた新しい試みを追い続けていました。
"Daily Telegraph" "Guadian"と言えば、世界的に知られるシニセですが、この2紙が始めた新しい取り組みを見ていると、ネット時代に紙新聞が自己変身を遂げる一つのひな形を既に整えた感じがします。
★ とりわけ完成度が高いのが”Daily Telegraph"が2007年9月に始めた新メディア”Telegraph TV news now"だと思います。
ビデオでリアル・タイムに”放送”する日々のニュースや解説をトップに据えてスポーツ、ビジネス、文化、生活情報など豊富な情報を原則ビデオ放送で提供する新しい新聞です。
★ 活字はあくまで第二次的。映像中心にあらゆる情報をビデオ化して提供しています。
そして、活字で内容を確かめたい場合には、「read more」をクリックすれば、母紙であるネット新聞「Telegraph.co.uk」に飛んで、じっくり活字で読める仕組みです。
伝統的な新聞手法とテレビのコラボが生み出した新メディアと言って良いでしょう。
★ 登場してわずか2ヶ月で、アッという間にアクセスが340万をヒットし、固定読者が80万人に達し、期待以上の安定的な広告収入を確保したという"Telegraph TV news now"の出現と成功は、世界の新聞に大きな注目を集めています。
日本の各新聞社のネット版も似たような「動画」を貼り付けていますが、質量ともに格段に違います。
その差は何か?
★ 私は、今、2年前に Google が
「紙新聞は姿を消し、新登場の"Googlezon"にその席を譲る」
とし、来るべき情報社会は、
「進化型パーソナライズ情報構築網」(EPIC=Evolving Personalized Information Construct) これが未来社会を大きく変える」
と予言したのにショックを受けたことを思い出しています。
(【6151】 電脳怪物”Googlezon”の恐怖)
★ 当時は、SF並のちょっと不気味な夢物語のように思いました。
しかし、今は、その”進化”は急速に、しかも着実に進行していることを実感します。
現に世界の新聞各紙は、紙新聞からウエブ新聞へ、何時、どのように変身するか?
それが焦眉の懸案になっています。
★ 世界のネット事情はブロードバンド浸透で動画の果たす役割が飛躍的に増大しました。
もはや文字情報では勝ち目はありません。
新聞業界はネットのブロードバンド化で動画技術とのコラボでなければ生き残れない時代に突入したようです。
★ 今、私は、マスコミ志望の若い人々に
「これからのマスコミはどうなるのか? 是非、Telegraph や Gurdian の取り組みを見て、『進化型パーソナライズ情報構築網』(EPIC=Evolving Personalized Information Construct)を考えてみなさい」
と、アドバイスしています。
★ 皆さん、一度、次のサイトを見て下さいませんか?
未曾有の情報変革期に英国新聞業界で始まった社会実験とその意味が読み取れると思います。
【Telegraph TV news now】
【guardian.co.uk】
【Googlezon】
by zenmz
| 2008-03-19 23:58
| ネット考現学