2008年 12月 06日
【8256】 "陥穽"その4 中高年向けSNSを考える(10) |
★ 私は、このシリーズを、カマキリ闘争敗北宣言 「個人は、かくも無力であった」で締めくくるつもりでいました。そして、次の段階へ戦術転換・・・そのような原稿を書くため、昨5日のお昼前に、念のためMixi を点検したところ、ビックリ。 何と、なんと、ナント!!
事態は急変、一挙に、懸案の問題解決へと、運営方針の大転換が始まっていました。
私が願った事柄が実現に向けて動き出し、私の問題も解消していました。
★ 私は、自分の闘争を通じて、SNS運営会社の経営者の傲慢な奢りに振り回されました。どれほど心が傷ついたことか。その屈辱感は筆舌に尽くせないものがあります。一言で言えば、コトバにする、しないはともかく、有言、無言の眼差しが示すメッセージ・・・
流し目は冷たく、伝わる含意は冷ややかです。
★ 自らは、その努力のかけらもせず、危険が発生し、対策を求められても、素知らぬ顔。何故?と問うても、説明責任すら果たせない。78歳の老人が自ら体験した苦悩を訴えても、聞く耳持たぬ、と門前払い・・・そのような経営者が、他業種にありましょうか? ネット業界のお粗末な経営者の資質を問わねばなりません。
★ かなり批判のある競馬・競輪、それにパチンコでさえ、かなりの努力をして、「健全娯楽」をうたい、「どうぞご安心を」を、と世の信頼を勝ち取る努力を重ねています。事実、それを証しする努力項目も明記し、かなり誠実に実行しています。それを言えば・・・・
《SNSは、アナタとはチガウンデス》 流行のオチャラケでは通らないでしょう。
-------------戦術転換-------------
★ 私は、闘う。そう決意しました。オカシイことはオカシイ。それを正す。
まあ、他人のまねごと、Mixi 追随の多様なSNSは、この際、不問にしましょう。
私は、SNS創案の大功労者、Mixiの笠原健治社長の初心を問い質したいです。招待制による安心の保証で健全な仮想社会空間の実現。「招待制で安心担保」の理念はどこへ消え失せたのか? 少なくとも、それを保持、発展させる事業者責任の認識があるのか、どうか? あなたは、それを問われている。回答や如何?
★ 私は、闘争の方法を変更することにしました。
これまでは、私は、一人で闘ってきました。何事につけても、私は、主張は自分個人でやってきました。”徒党を組むj”のは大嫌いです。しかし、人間としての礼儀のわきまえはない。企業としての社会的責任感も、道義もない。そんな”傲慢人間”たちには”蟷螂(とうろう)の斧(おの)”では効き目はありません。
★ これから先、私は、か弱いカマキリ闘争は止めて、より強力な社会的影響力を持つ公認団体に加入して本格的に浄化運動を行う決意をしました。幸い強力な友人がいます。その人を頼って、新たな運動を展開することに戦術変更。鍛えられて私も、少しは成長しました。そして・・・
小石の礫(つぶて)ではなく、大砲をぶちこもう。
★ その砦(とりで)は、社団法人「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構」
著名な最高裁・伊藤正己元判事の愛弟子だった我が国の情報法学の創始者で、その権威、堀部政男先生が代表理事をなさっているネット監視機関です。ここには情報問題のピカイチが揃っておられます。私は、ここを拠り所にすることを決意しました。法による理論武装です。
★ 友人を頼り、この団体の監視活動に参加させていただくための準備を始めました。
私の目的は、SNS事業の安全担保責任を事業者に担わせることです。少なくともパチンコ店並みに「健全です。皆さんをまもります。どうぞ安心してご参加を」と保証宣言させたいです。
-------------あっけない勝利 -----------
★ 資料の裏付けに、と、Mixiのチェックを始めました。ところが・・??? 問題女性のプロフィルと、トップページがありません。検索しても、どこを探してもありません、きれいに消去されていました。
★ 更におどろくべき社告が追加されていました。 「健全化に資する運用方針」
私が全く気づかないうちにものごとは一大飛躍を遂げていたのです。これを読んで、落ちこんでいた私の気持ちは一挙に歓喜に変わりました。 やった! ついにMixi は、常識の幾十万、幾百万の礫(つぶて)に抗し得ず、白旗を掲げました!
★ この社告は、
★ 「基本方針」 「監視体制」 「ユーザー対応」 「啓発・教育」と四つのタイトルをつけた宣言は、2008年12月1日付で、笠原健治・代表取締役名で公表されています。内容は、「青少年利用を前提とした環境整備」としていますが、大きな前進です。
★ 私が、問題として、告発し続けてきた、”問題女性”も、この宣言と同時に消えています。私には、何の連絡もありませんが、多分、ここに言う 《強制的な退会処分》としたのでしょう。ともかく、私の積年の鬱憤は晴れました。理由はともかく、Mixi は、私の主張する、反社会的行為の会員除名と、サイト利用の安全保証の取り組みを宣言しました。
★ しかし、冷静に考えると、この”宣言”は、どうやら12月1日に発効した「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」の改正に対応したに過ぎない感じがします。でも、この法律を成立せしめたのは、私と同じ悩みを抱えた何万人、何十万人の方々の苦闘の結果、獲得したことには相違ありません。
★ ともかく、私たちは、今、大きな飛躍の足がかりを得ました。他のSNSも、多分、これに追随するでありましょう。少なくとも、Mixi は、「利用者本人の自己責任」と門前払いはしない、と約束しました。
★ 私たちは、利用しているSNSに、Mixi 同様の対応を求め、どんどん違反事例を持ち上げて安全確保の環境整備を積極的に進めて行きましょう。今度は、我々の主張には、法的根拠があります。法の命ずる所を誠実に実行を要求する。消費者として当然の権利ですね。
★ オカシイ? 普通の良識が、懸念したことを受け止められない。実行できない。そして「利用は自己責任で・・・」などと言うような人物は、もはやSNSの運営者として適格性を欠きます。そのような会社や経営者は、この業界から撤退していただきましょう。
★ 皆さん、私たちは、SNS浄化の有力な足がかりを得ました。最大手のMixiは、拒否し続けてきた問合せ対応窓口を開設し、規約違反や反社会的な行為を行うような事例に対して、強制的な退会処分を含む罰則的対応を制度化して利用者保護に努める、と宣言したのです。恐らく、他のSNSも同様対応を迫られるでしょう。
★ 皆さん、常識の勝利です。私は、オバマ新大統領と一緒に並んで叫びたい気持ちです。"Change! Yes we can" 変えようSNSを「”悪所”から”健全社交場”に。そう、我々が、それが出来る。素顔で明るく、実生活の礼儀を乗せれば・・・・」
★ 私は、今、誰もが不可能と信じなかったことを、すべて自らに実現した偉大な女性のことばを思い浮かべています。
★ 1955年6月、25歳の新米記者だった私は、京都の盲学校で行われた歓迎大会の席上、女史の直ぐ後ろの天幕の蔭で、この言葉を耳にし、記事にしました。それから53年、78歳の私に、この言葉は大きな意味を持って、私を慰めてくれます。
★ この宣言を一読した率直な感想:【画龍点晴を欠く】
なぜ、この措置を、関係各人に通知しなかったのか? その数、多すぎてゴメンは、通りません。サイトにそのページを作って、陳謝の言葉を述べれば済むこと。
★ それが、欠けているために、私は、この宣言を「不承不承の宣言」と見なします。自らのホンネではありません。外部からの強い圧力が加わったからやらざるを得なくなったのです。
★ これは、明らかに《2008年12月1日》の日付と深く関係しています。同日、発効した「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」の改正にあわせた”私もやってます”ジェスチャーが濃厚です。それが、本来、私が求め続けた「自らの内発的な自浄作用で」ないことに一抹の懸念が残ります。
--------- 有言実行を確実にする運動を ----------
★ 皆さん、字に書かれているから、SNS Mixi に健全環境が保証され、実現するわけではありません。
これを誠実に実行させる。そのために私たち利用者の常時監視が必要です。
そのために絶え間なく、「こまめに」事件・事故の発生を通告し、その調査結果の公表と、とられた措置の確認を続けなければなりません。
★ それを怠ると・・・元の黙阿弥に帰ってしまいます。骨抜きの形式的宣言に終わらせてはなりません。それを心に刻みましょう。 望まずして強いられたMixiとの長い闘争の末、”老いた奴雁”が身をもって知った教訓です。
【注】
”奴雁の目”= 「どがん」と読みます。辞書にはありません。明治の偉人・福沢諭吉先生の造語で、先生ご自身のお言葉:
「群れなす雁、野にありて、餌を啄ばむ時、そのうちに必ず一羽は首を上げて四方の様子を窺い、不意の難に番をするものあり。これを奴雁と言う」。
【次回(11) "陥穽"その5 に続く】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
** ご挨拶 ** ブログ【彷徨人生・・・喜寿から傘寿へ】公開に当たって
私のネット交友に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
事態は急変、一挙に、懸案の問題解決へと、運営方針の大転換が始まっていました。
私が願った事柄が実現に向けて動き出し、私の問題も解消していました。
目を疑いました。----------挫折を乗り越える------------
”問題女性”は追放、
Mixi が「健全化4宣言」
良識の礫(つぶて)に抗し得ず
Mixiは、白旗を掲げました。
皆さん、私たちは勝ちました!
★ 私は、自分の闘争を通じて、SNS運営会社の経営者の傲慢な奢りに振り回されました。どれほど心が傷ついたことか。その屈辱感は筆舌に尽くせないものがあります。一言で言えば、コトバにする、しないはともかく、有言、無言の眼差しが示すメッセージ・・・
流し目は冷たく、伝わる含意は冷ややかです。
78歳にもなって、爺さん、いい加減にしてよ。身の回りで起こったイロゴト騒動、そんなの自分でカタがつけられないの?・・・いいトシして! そんなのウチに持ち込まないで!侮蔑に近い態度をむき出しにされても、私は、このまま矛を収める気持ちがしません。少なくとも他の業界であれば、提供商品・サービスの安全保証は不可欠です。商売最低のモラルでしょう。
★ 自らは、その努力のかけらもせず、危険が発生し、対策を求められても、素知らぬ顔。何故?と問うても、説明責任すら果たせない。78歳の老人が自ら体験した苦悩を訴えても、聞く耳持たぬ、と門前払い・・・そのような経営者が、他業種にありましょうか? ネット業界のお粗末な経営者の資質を問わねばなりません。
★ かなり批判のある競馬・競輪、それにパチンコでさえ、かなりの努力をして、「健全娯楽」をうたい、「どうぞご安心を」を、と世の信頼を勝ち取る努力を重ねています。事実、それを証しする努力項目も明記し、かなり誠実に実行しています。それを言えば・・・・
《SNSは、アナタとはチガウンデス》 流行のオチャラケでは通らないでしょう。
-------------戦術転換-------------
★ 私は、闘う。そう決意しました。オカシイことはオカシイ。それを正す。
まあ、他人のまねごと、Mixi 追随の多様なSNSは、この際、不問にしましょう。
私は、SNS創案の大功労者、Mixiの笠原健治社長の初心を問い質したいです。招待制による安心の保証で健全な仮想社会空間の実現。「招待制で安心担保」の理念はどこへ消え失せたのか? 少なくとも、それを保持、発展させる事業者責任の認識があるのか、どうか? あなたは、それを問われている。回答や如何?
★ 私は、闘争の方法を変更することにしました。
これまでは、私は、一人で闘ってきました。何事につけても、私は、主張は自分個人でやってきました。”徒党を組むj”のは大嫌いです。しかし、人間としての礼儀のわきまえはない。企業としての社会的責任感も、道義もない。そんな”傲慢人間”たちには”蟷螂(とうろう)の斧(おの)”では効き目はありません。
★ これから先、私は、か弱いカマキリ闘争は止めて、より強力な社会的影響力を持つ公認団体に加入して本格的に浄化運動を行う決意をしました。幸い強力な友人がいます。その人を頼って、新たな運動を展開することに戦術変更。鍛えられて私も、少しは成長しました。そして・・・
小石の礫(つぶて)ではなく、大砲をぶちこもう。
★ その砦(とりで)は、社団法人「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構」
著名な最高裁・伊藤正己元判事の愛弟子だった我が国の情報法学の創始者で、その権威、堀部政男先生が代表理事をなさっているネット監視機関です。ここには情報問題のピカイチが揃っておられます。私は、ここを拠り所にすることを決意しました。法による理論武装です。
★ 友人を頼り、この団体の監視活動に参加させていただくための準備を始めました。
私の目的は、SNS事業の安全担保責任を事業者に担わせることです。少なくともパチンコ店並みに「健全です。皆さんをまもります。どうぞ安心してご参加を」と保証宣言させたいです。
-------------あっけない勝利 -----------
★ 資料の裏付けに、と、Mixiのチェックを始めました。ところが・・??? 問題女性のプロフィルと、トップページがありません。検索しても、どこを探してもありません、きれいに消去されていました。
★ 更におどろくべき社告が追加されていました。 「健全化に資する運用方針」
私が全く気づかないうちにものごとは一大飛躍を遂げていたのです。これを読んで、落ちこんでいた私の気持ちは一挙に歓喜に変わりました。 やった! ついにMixi は、常識の幾十万、幾百万の礫(つぶて)に抗し得ず、白旗を掲げました!
★ この社告は、
1) 違法・有害情報から利用者を保護する重要性を認識し、の四つの宣言を行っています。
管理体制を整備する。
2) サイト監視管理者と監視人を背馳し、投稿監視を実行、
緊急対応をする。
3) 問い合わせ対応窓口を設置し、反社会的行為等に
罰則的対応を含む運用をする。
4) 利用者の主体的健全な活動のため教育・啓発を行う
★ 「基本方針」 「監視体制」 「ユーザー対応」 「啓発・教育」と四つのタイトルをつけた宣言は、2008年12月1日付で、笠原健治・代表取締役名で公表されています。内容は、「青少年利用を前提とした環境整備」としていますが、大きな前進です。
★ 私が、問題として、告発し続けてきた、”問題女性”も、この宣言と同時に消えています。私には、何の連絡もありませんが、多分、ここに言う 《強制的な退会処分》としたのでしょう。ともかく、私の積年の鬱憤は晴れました。理由はともかく、Mixi は、私の主張する、反社会的行為の会員除名と、サイト利用の安全保証の取り組みを宣言しました。
★ しかし、冷静に考えると、この”宣言”は、どうやら12月1日に発効した「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」の改正に対応したに過ぎない感じがします。でも、この法律を成立せしめたのは、私と同じ悩みを抱えた何万人、何十万人の方々の苦闘の結果、獲得したことには相違ありません。
★ ともかく、私たちは、今、大きな飛躍の足がかりを得ました。他のSNSも、多分、これに追随するでありましょう。少なくとも、Mixi は、「利用者本人の自己責任」と門前払いはしない、と約束しました。
★ 私たちは、利用しているSNSに、Mixi 同様の対応を求め、どんどん違反事例を持ち上げて安全確保の環境整備を積極的に進めて行きましょう。今度は、我々の主張には、法的根拠があります。法の命ずる所を誠実に実行を要求する。消費者として当然の権利ですね。
★ オカシイ? 普通の良識が、懸念したことを受け止められない。実行できない。そして「利用は自己責任で・・・」などと言うような人物は、もはやSNSの運営者として適格性を欠きます。そのような会社や経営者は、この業界から撤退していただきましょう。
★ 皆さん、私たちは、SNS浄化の有力な足がかりを得ました。最大手のMixiは、拒否し続けてきた問合せ対応窓口を開設し、規約違反や反社会的な行為を行うような事例に対して、強制的な退会処分を含む罰則的対応を制度化して利用者保護に努める、と宣言したのです。恐らく、他のSNSも同様対応を迫られるでしょう。
★ 皆さん、常識の勝利です。私は、オバマ新大統領と一緒に並んで叫びたい気持ちです。"Change! Yes we can" 変えようSNSを「”悪所”から”健全社交場”に。そう、我々が、それが出来る。素顔で明るく、実生活の礼儀を乗せれば・・・・」
★ 私は、今、誰もが不可能と信じなかったことを、すべて自らに実現した偉大な女性のことばを思い浮かべています。
While they are saying 'it can not be done', it is done!三重苦の聖女、20世紀の奇跡、と称えられたヘレン・ケラー女史の言葉です。
(そんなの無理だよ、と言い合っているうちに、コトは成就しています)
★ 1955年6月、25歳の新米記者だった私は、京都の盲学校で行われた歓迎大会の席上、女史の直ぐ後ろの天幕の蔭で、この言葉を耳にし、記事にしました。それから53年、78歳の私に、この言葉は大きな意味を持って、私を慰めてくれます。
思い出して身にしみる言葉・・・ただ望まずして強いられた闘争は、老いた身にはあまりにも侘びしく、寂しい、長い、長い、孤独な闘いではありました。--------------------------------
【注】 Mixi の「健全化に資する運用方針」はリンクしましたが、読めない方もあるかもしれません。全文を、以下にコピー&ペーストします。ご参照ください。★ 私は、笠原社長が、自ら掲げたSNSの原点、「健全で安心感のある”仮想社会空間”」実現の志に立ち戻り、これを誠実に実行し、会員の信頼に応えることを望みます。
株式会社ミクシィ(以下当社)は、コミュニティサイトを提供するにあたって、青少年の主体性を確保しつつ、違法・有害情報から保護していくことの重要性を認識し、当社サイトがEMA認定を受けることで、第三者機関により規定されたサイト運営の基準を満たし、青少年に対する社会的責任の履行に努め、今後も当社が提供するモバイルコンテンツを安心で安全に利用していただけるよう、必要な運用監視に取り組み健全性を維持していくことを宣言いたします。
1. 基本方針に関する宣言
当社サイトは、運営体制における基本方針を明示し、且つ管理体制における意思決定機関を設置します。サービス提供にあたっては会員規約を明示するとともに、利用希望者からの同意を得てサービスを提供します。また、青少年利用を前提とした利用環境の整備を図り、青少年利用に配慮した投稿削除基準、広告掲載基準を策定いたします。
2. 監視体制に関する宣言
当社サイトは、健全性を保つための監視体制を維持するべくサイト監視管理者および監視人員を定量的に配置し、投稿監視を実行することにより緊急対応を必要とする投稿に対応いたします。また、監視体制の水準を維持するため、人員への教育研修の実施およびサイト監視に必要な技術や知識などの情報を人員間で共有し、監視体制の向上に努めます。
3. ユーザー対応に関する宣言
当社サイトは、問合せ対応窓口を設置することにより、社外からの通報に的確に対応するための手順等を策定し、それを実施いたします。また、規約違反や反社会的な行為を行う利用者に対して、強制的な退会処分を含む罰則的対応の制度を設け運用いたします。
4. 啓発・教育に関する宣言
当社サイトは、サイトにおける禁止事項を整備・明示するとともに、ガイドラインやFAQなどの整備・公開により利用者の快適かつ適切な利用を促進します。特にコミュニティサイト上での個人情報の記載について注意喚起し、同時にサービス利用に関する啓発・教育コンテンツをサイト内に設置することで、利用者の主体的且つ健全なサービス利用を広く啓蒙いたします。
当社は、上記を宣言・遵守することで、健全なサイト運営を行うことを宣言いたします。
2008年12月1日
株式会社ミクシィ 代表取締役 笠原 健治
★ この宣言を一読した率直な感想:【画龍点晴を欠く】
なぜ、この措置を、関係各人に通知しなかったのか? その数、多すぎてゴメンは、通りません。サイトにそのページを作って、陳謝の言葉を述べれば済むこと。
★ それが、欠けているために、私は、この宣言を「不承不承の宣言」と見なします。自らのホンネではありません。外部からの強い圧力が加わったからやらざるを得なくなったのです。
★ これは、明らかに《2008年12月1日》の日付と深く関係しています。同日、発効した「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」の改正にあわせた”私もやってます”ジェスチャーが濃厚です。それが、本来、私が求め続けた「自らの内発的な自浄作用で」ないことに一抹の懸念が残ります。
--------- 有言実行を確実にする運動を ----------
★ 皆さん、字に書かれているから、SNS Mixi に健全環境が保証され、実現するわけではありません。
これを誠実に実行させる。そのために私たち利用者の常時監視が必要です。
そのために絶え間なく、「こまめに」事件・事故の発生を通告し、その調査結果の公表と、とられた措置の確認を続けなければなりません。
★ それを怠ると・・・元の黙阿弥に帰ってしまいます。骨抜きの形式的宣言に終わらせてはなりません。それを心に刻みましょう。 望まずして強いられたMixiとの長い闘争の末、”老いた奴雁”が身をもって知った教訓です。
【注】
”奴雁の目”= 「どがん」と読みます。辞書にはありません。明治の偉人・福沢諭吉先生の造語で、先生ご自身のお言葉:
「群れなす雁、野にありて、餌を啄ばむ時、そのうちに必ず一羽は首を上げて四方の様子を窺い、不意の難に番をするものあり。これを奴雁と言う」。
今日のアクセス・データ
このシリーズがどのように読まれているか?
同時進行で調査しています。
左端のアクセス数は本日(12月06日)午前0時現在。
括弧内は連載開始時(11月27日午前7時)のアクセス数。
右端の数字は、連載開始後、現在までのアクセス増加数。
S (遊&遊&遊) 7722 (5999) アクセス 1721
M(最大手) 8130 (7993) アクセス 137
G(2番手) 4695 (4587) アクセス 108
B(教養人系) 2843 (2649) アクセス 194
N(経済人系) 6080 (5924) アクセス 156
分析結果は、連載の最後に公開します。
【次回(11) "陥穽"その5 に続く】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
** ご挨拶 ** ブログ【彷徨人生・・・喜寿から傘寿へ】公開に当たって
私のネット交友に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
by zenmz
| 2008-12-06 00:01
| ネット考現学