2008年 12月 18日
【8268】 「お正月の”事始め”」 |
★ 「そろそろ年賀状を書かねば・・・・気がついたら”お正月の事始め”は13日やったヤンカ! 忘れてた」 3日も過ぎた16日朝、フト思い付いた老妻のつぶやき。 ああそうだった、と、私も相づち、打ちました。すると、早速、飛んで来ましたヨ、注文が!。
「大掃除は、オトコの仕事。忘れないで・・・・。天井の隅のすす払いからお願いネ」
★ その天井に目を転ずれば、ある、ある・・旧年中に積もり積もった1年分の塵・芥・煤・・・渾然一体をなして、ススがひも状になってぶら下がっています。あちこちで、ユラユラ。そうだった。 あくる日は夜討ちとしらず煤をとり 【詠史句】
こんな川柳もあったな。それとは気づかず、13日の土曜日には「あしたは赤穂の義士祭」などと話し合っていましたね。兵庫県赤穂は直ぐお隣、親子2代の親しい友人もいます。
★ 我が家では、昔から「正月事始め」の13日に、毎年、大掃除の号令がかかっていました。もう子どもも独立し、今は老夫婦だけの二人暮らしになって、その号令も、発する者と、受ける者が「1対1」になり、だれが、だれに、何を、言っているのか。実に明確になりました。
★ 「お正月の事始め」には、全国の神社では重要な行事が行われます。私の近くでは、倉敷・阿智神社の「しめ縄奉張祭」が有名です。そう言えば、先日の新聞各紙も写真入りで”歳時記記事”を出していましたね。
★ 氏子総代たちが協力して作った大しめ縄を張り替え、新たな生命力を宿し、氏子総出で守護の祈願をしたそうです。多分、全国どこでも、この日に”しめ縄奉張り”の行事が行われたのでしょうね。
★ 倉敷・阿智神社では、この後、12月31日午後10時半から大晦日の「師走大祓式 」を執り行い、新しい年を迎えるにあたり、1年間の罪穢を祓い、深夜の夜空を赤々と照らす御神札やお守を焚き上げしして、新年を迎えます。
★ 年改まり「歳旦祭 」 元旦午前零時の鏡開きに始まり、拝殿において、年神様をお迎えし、国運の隆昌と社会の繁栄、平安をお願いする祭典を行います。応神朝に朝鮮半島から渡ってきた漢の霊帝の曾孫、阿知使主(あちのおみ)一族の功績を称えた神社。古代から延々と、海の守り神と信仰されて来ました。ちょっと風情のある新年の祭り。
★ まあ、しばしの時、その想いに耽る喜寿の翁。
天井見上げるロマンの広がりは遠く海を越えて朝鮮半島のその先に至ります。阿知使主とは、どんな人々であったのか???などと。
しかし、同じ天井を眺めていても、我が”山の神”の思いは、もっと現実的です。
「あのスス取ったら、ガラス戸全部、拭いてね、内も、外も。それから床の・・・・」
★ 昔、旧師範学校の有名な国語の先生が仰いました。
「男はロマンチスト、女はリアリスト、小説論の立場からも、それは真実」
63年も前の話ですが・・・ホンマ! 真実は、いつも、変わらないのですね。
いよいよ歳末へまっしぐら・・・この老骨も頼りにされ、役立つ時期になりました。
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** ご挨拶 ** ブログ【彷徨人生・・・喜寿から傘寿へ】公開に当たって
私のネット生活に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
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「大掃除は、オトコの仕事。忘れないで・・・・。天井の隅のすす払いからお願いネ」
★ その天井に目を転ずれば、ある、ある・・旧年中に積もり積もった1年分の塵・芥・煤・・・渾然一体をなして、ススがひも状になってぶら下がっています。あちこちで、ユラユラ。そうだった。 あくる日は夜討ちとしらず煤をとり 【詠史句】
こんな川柳もあったな。それとは気づかず、13日の土曜日には「あしたは赤穂の義士祭」などと話し合っていましたね。兵庫県赤穂は直ぐお隣、親子2代の親しい友人もいます。
★ 我が家では、昔から「正月事始め」の13日に、毎年、大掃除の号令がかかっていました。もう子どもも独立し、今は老夫婦だけの二人暮らしになって、その号令も、発する者と、受ける者が「1対1」になり、だれが、だれに、何を、言っているのか。実に明確になりました。
★ 「お正月の事始め」には、全国の神社では重要な行事が行われます。私の近くでは、倉敷・阿智神社の「しめ縄奉張祭」が有名です。そう言えば、先日の新聞各紙も写真入りで”歳時記記事”を出していましたね。
★ 氏子総代たちが協力して作った大しめ縄を張り替え、新たな生命力を宿し、氏子総出で守護の祈願をしたそうです。多分、全国どこでも、この日に”しめ縄奉張り”の行事が行われたのでしょうね。
★ 倉敷・阿智神社では、この後、12月31日午後10時半から大晦日の「師走大祓式 」を執り行い、新しい年を迎えるにあたり、1年間の罪穢を祓い、深夜の夜空を赤々と照らす御神札やお守を焚き上げしして、新年を迎えます。
★ 年改まり「歳旦祭 」 元旦午前零時の鏡開きに始まり、拝殿において、年神様をお迎えし、国運の隆昌と社会の繁栄、平安をお願いする祭典を行います。応神朝に朝鮮半島から渡ってきた漢の霊帝の曾孫、阿知使主(あちのおみ)一族の功績を称えた神社。古代から延々と、海の守り神と信仰されて来ました。ちょっと風情のある新年の祭り。
★ まあ、しばしの時、その想いに耽る喜寿の翁。
天井見上げるロマンの広がりは遠く海を越えて朝鮮半島のその先に至ります。阿知使主とは、どんな人々であったのか???などと。
しかし、同じ天井を眺めていても、我が”山の神”の思いは、もっと現実的です。
「あのスス取ったら、ガラス戸全部、拭いてね、内も、外も。それから床の・・・・」
★ 昔、旧師範学校の有名な国語の先生が仰いました。
「男はロマンチスト、女はリアリスト、小説論の立場からも、それは真実」
63年も前の話ですが・・・ホンマ! 真実は、いつも、変わらないのですね。
いよいよ歳末へまっしぐら・・・この老骨も頼りにされ、役立つ時期になりました。
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** ご挨拶 ** ブログ【彷徨人生・・・喜寿から傘寿へ】公開に当たって
私のネット生活に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
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by zenmz
| 2008-12-18 00:00
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