2009年 04月 20日
【9105】 不法侵入ソフト撃退記 |
★ 非常に悪質なソフトが私のパソコンに侵入し、「ウイルスに感染している恐れがある駆除を・・・」と呼びかけ、駆除ソフト購入を執拗に繰り返すという実に不愉快な”事件”に巻き込まれ、ここ数日、その対応に追われてクタウクタになりました。
★ 奇妙なことが起こったのは、出雲旅行から戻って、溜まりに溜まったメールの整理をしていた時でした。あるネット友から「これは、是非、ご覧を・・・」と添付されていたYouTube 画像を見た直後に起こりました。
★ PCモニターに、突然、「ウイルスに感染」と警告が出ました。そして「直ぐ駆除を」との勧告メッセージがあり、続いて駆除ソフト購入の登録画面が出てきます。その名は、WinPC Defender
★ 当初は、「しまった!」 と、自分のパソコンの無防備に悔やみました。実は、ウイルス防衛ソフトが期限切れになっていたのに、その更新手続きを怠っていたのです。WinPC Defender というのは、多分、Windows XPに内臓されている駆除ソフトで、それがウイルス感染を感得して、警告メッセージを出しているのだろう、と思いました。
★ しかし、「後から」というボタンを押すと、「ウイルス攻撃の危険がありますよ。それでもいいですか?」のメッセージ。そして相変わらず、登録勧告が何度も出ます。そのお値段は、契約内容によって20ドルから100ドルまでの幅があります。
★ その執拗さに、ちょっと変!、と、疑いを抱き始めました。そこで、WinPC Defender を検索で調べましたら・・・・何と! これは、正規の Windows Defender と紛らわしい、全く別モノの”不法侵入”で、多くの方が悩んでおられることを知りました。WinPC Defender そのものが、悪質なウイルス、Spyware であったのです。
★ 別のウイルスに汚染され、その駆除の警告が出たのではなく、友人のメールに添付されたファイルで WinPC Defender なる Spywareが侵入し、活動を始めていたのです。それ!と、気付いたのは、昨夜のことでした。娘が、「それはオカシイ」と疑問を持ったのがキッカケでした。
★ さて・・・どうするか? 実は、このソフト、全部、英文です。侵入したソフトを探しても姿が見えません。アンインストールしようとしてプログラムと機能を開いたのですがそこにソフトがありませんでした。勿論、削除の方法も分からない。
★ ネをあげて、パソコンに詳しい若い友人にSOSを出しました。その友人からは「大丈夫です。駆除ソフトがあるので明日、参上します」との返事があり、やっとホッとしました。でも横でやりとりを聞いていた娘が・・・
★ 「でも・・・ウイルス防衛ソフトは入れてあったのでしょう? それを使ってみたら。
エッ? 更新忘れてたの? そんなら一度、無料ソフトで試したみたら・・・。 Malwarebytes' Anti-Malware や Avast Antivirus など有名なのがいくつかある。やってみようか」
★ 娘のアドバイスで気付きました。何事も人に頼らず、自分でやってみる。娘の薦めるままに昨日の深夜、午前零時から3時間、悪戦苦闘の結果、ナルホド! 「駆除出来ました!」
★ ネット上に公開されている被害者の体験記には、この WinPC Defender は、登録で得た個人情報、とりわけカード決済に入力した暗証番号を悪用するケースもあるそうです。私は、ネットで物品を購入することは一切、しませんので、それが歯止めになっていて良かったです。
★ 対応策として、これが有効だった、と、被害者が紹介されていた Malwarebytes' Anti-Malware は、私の操作が不味かったのか、うまくいきませんでした。が、既に定評のある
Avast Antivirus でやってみると・・・何と、実に簡単に駆除できました。
★ 早速、友人に「問題解決。ご心配掛けスミマセン」とお礼メールを送って、安らかに眠りにつきました。時計を見ると、午前3時。本当にパソコンは、一つ、間違うと厄介ですね。私も、久しぶりに不法侵入者の追い出しに敵愾心を燃やして闘いました。お陰で対応策を学び、一つ、ウイルス恐怖心を克服できました。
★ 万一、皆さんのパソコンに、この悪徳ソフトが侵入し、警告を始めたら、是非、思い出して頂きたい、と思い、私の体験記をご披露いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
私のネット生活に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★ 奇妙なことが起こったのは、出雲旅行から戻って、溜まりに溜まったメールの整理をしていた時でした。あるネット友から「これは、是非、ご覧を・・・」と添付されていたYouTube 画像を見た直後に起こりました。
★ PCモニターに、突然、「ウイルスに感染」と警告が出ました。そして「直ぐ駆除を」との勧告メッセージがあり、続いて駆除ソフト購入の登録画面が出てきます。その名は、WinPC Defender
★ 当初は、「しまった!」 と、自分のパソコンの無防備に悔やみました。実は、ウイルス防衛ソフトが期限切れになっていたのに、その更新手続きを怠っていたのです。WinPC Defender というのは、多分、Windows XPに内臓されている駆除ソフトで、それがウイルス感染を感得して、警告メッセージを出しているのだろう、と思いました。
★ しかし、「後から」というボタンを押すと、「ウイルス攻撃の危険がありますよ。それでもいいですか?」のメッセージ。そして相変わらず、登録勧告が何度も出ます。そのお値段は、契約内容によって20ドルから100ドルまでの幅があります。
★ その執拗さに、ちょっと変!、と、疑いを抱き始めました。そこで、WinPC Defender を検索で調べましたら・・・・何と! これは、正規の Windows Defender と紛らわしい、全く別モノの”不法侵入”で、多くの方が悩んでおられることを知りました。WinPC Defender そのものが、悪質なウイルス、Spyware であったのです。
★ 別のウイルスに汚染され、その駆除の警告が出たのではなく、友人のメールに添付されたファイルで WinPC Defender なる Spywareが侵入し、活動を始めていたのです。それ!と、気付いたのは、昨夜のことでした。娘が、「それはオカシイ」と疑問を持ったのがキッカケでした。
★ さて・・・どうするか? 実は、このソフト、全部、英文です。侵入したソフトを探しても姿が見えません。アンインストールしようとしてプログラムと機能を開いたのですがそこにソフトがありませんでした。勿論、削除の方法も分からない。
★ ネをあげて、パソコンに詳しい若い友人にSOSを出しました。その友人からは「大丈夫です。駆除ソフトがあるので明日、参上します」との返事があり、やっとホッとしました。でも横でやりとりを聞いていた娘が・・・
★ 「でも・・・ウイルス防衛ソフトは入れてあったのでしょう? それを使ってみたら。
エッ? 更新忘れてたの? そんなら一度、無料ソフトで試したみたら・・・。 Malwarebytes' Anti-Malware や Avast Antivirus など有名なのがいくつかある。やってみようか」
★ 娘のアドバイスで気付きました。何事も人に頼らず、自分でやってみる。娘の薦めるままに昨日の深夜、午前零時から3時間、悪戦苦闘の結果、ナルホド! 「駆除出来ました!」
★ ネット上に公開されている被害者の体験記には、この WinPC Defender は、登録で得た個人情報、とりわけカード決済に入力した暗証番号を悪用するケースもあるそうです。私は、ネットで物品を購入することは一切、しませんので、それが歯止めになっていて良かったです。
★ 対応策として、これが有効だった、と、被害者が紹介されていた Malwarebytes' Anti-Malware は、私の操作が不味かったのか、うまくいきませんでした。が、既に定評のある
Avast Antivirus でやってみると・・・何と、実に簡単に駆除できました。
★ 早速、友人に「問題解決。ご心配掛けスミマセン」とお礼メールを送って、安らかに眠りにつきました。時計を見ると、午前3時。本当にパソコンは、一つ、間違うと厄介ですね。私も、久しぶりに不法侵入者の追い出しに敵愾心を燃やして闘いました。お陰で対応策を学び、一つ、ウイルス恐怖心を克服できました。
★ 万一、皆さんのパソコンに、この悪徳ソフトが侵入し、警告を始めたら、是非、思い出して頂きたい、と思い、私の体験記をご披露いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
私のネット生活に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
by zenmz
| 2009-04-20 10:01
| ネット考現学