2005年 11月 04日
【5183】 マスコミ界の”百家争鳴・百花斉放” |
★私は、毎日、先ず、『首相官邸』のホームページを開きます。その日の総理の動向、閣議で何が決まったか? どのような会議に出席して何を指示したか? 内閣官房の日誌などもチェックします。マスコミ相手の窓口である官房長官の記者会見や談話は必ず見ます。
★これだけ目を通してから、その日の新聞を見ると、よりよく政治の動きが理解できます。普通、新聞は、ソファでくつろいで開きますね。私は書斎でパソコンを開いて、読みます。重要政策に関する記事については、その元のナマ資料である報告書・答申などは、クリックするだけでパソコン画面に全文が読めますから、実に”効率的”。 もう長年の私の朝の習慣です。
★小泉首相になってから政府広報はガラリと変わりました。一言で言って、ガラス張り度がウンと高まりました。実際に開いてご覧になると、直ちに理解できますが、ホームページ『首相官邸』の内容は実に充実しています。感心するのはその早さ。「国民に知らせる」姿勢が実感できます。
★特に目を瞠るのは、国民一人一人に、毎週、自ら時、折々の政策を説明する積極的な姿勢です。それは、『小泉内閣メールマガジン』という個人宛メールで毎週木曜日に届きます。2001年6月14日付けで創刊されてもう4年以上が過ぎて、今日、配信されたのは209号。毎週、トップは小泉首相の[らいおんはーと ~ 小泉総理のメッセージ] 歯に衣着せぬ一言居士の弁。良いです。【バック・ナンバー一覧】
★そこへ、今度は、『インターネットテレビ」で官邸からの情報配信を始めるそうです。11月10日(木)からの本格運用に先立ち、簡単な紹介、予告ムービーの公開が10月29日から始まりました。『首相官邸』のホームページを開くと、その題字下トップに小泉首相の顔写真入りで「政府インターネットテレビ」の横一段ぶち抜き”コマーシャル”が出ていますので、そこをクリックすると見られます。
★IT情報革命時代の新技術を活かして、次々と、新しい実用実験を興して、国民にその実用価値を問いかける小泉首相の政治手法も注目に値します。私は10年前にパソコンを使った遠隔個別授業を始めました。自戒を込め学生に口やかましく指導したのは、「ITをいうなら、ITを実践して見せろ」 「評論より実作を」です。
★実際のところ、「IT、IT」とかけ声には我先に、と乗るものの、自らは何もしない”口先人間”はゴマンといます。先人未踏の新分野は大きな危険を伴います。そんな中で「率先垂範」 政府広報に次々と新しい試みを打ち出して、「国民一人一人と結ぶ」政治、先導的試行されるのは立派です。
★今年、政府与党、野党を問わず、政界全般を見渡して、始まった新しい
広報活動は、ネット利用で個人に政治参加を呼び掛けるアプローチです。”国民のみなさん”といった得体の知れない抽象ではなく、ネットに接続し、パソコンの前で、クリックすることによって政治に目を向ける個人に丁寧に政策を説明する政党の広報活動が目立って多くなって来ました。
★中でも特記に値するのは、ブロガーへの積極的な接近です。この新傾向については8月に、[5102] 『Grip Blog』・・・・泉あいさんの挑戦 でもご紹介しましたが、泉さんの行動は、次々と波紋を広げて与野党ともにブロガーを対照にした「記者会見」を常態化する方向に進んでいます。
★IT利用で政治権力と個人が直結するのは非常に好ましいことです。夢の直接民主主義政治に近づく回路が今、開かれつつある、との実感を覚えます。それは、閉ざされた政界で独占した情報で世論を導いてきたこれまでのマスコミの諸特権をもぎ取ります。新聞・テレビ・ラジオ・雑誌・・・あらゆる既成マスコミも一大変革の時代に入ります。言論の”百家争鳴・百花斉放”、ビッグバーンが始まりそうです。その胎動は確実に始まっています。
★そうなると・・・私たちと、大手大新聞は、情報発信者としては全く同格。直に政府から情報を取り、意見を述べ、評論し、世論に訴える。その気になれば、ブログを使って、自ら、ラジオ、テレビの放送を始めるのも可能です。誰でも使えるソフトはネット上にいっぱい公開されています。もうハードは整っています。後は、個々人が、どんなコンテンツを開発するか? 素晴らしい時代が開けそうですね。
【同文縦書】(PDF9kb)
(お薦め) ●「PDFファイル」は、現在、ご使用のブラウザで直に開くのではなく、一旦、ハードディスクに保存して下さい。その後、ダウンロードしたPDFファイルをクリックしてご覧下さい。
◆方法は、ポインターをリンク上に置く→→マウスの右ボタンを押し→→「対象をファイルに保存」を選んでクリックするとハードディスクにダウンロード出来ます。(その際、ダウンロード先の場所指定を忘れないでください。デスクトップが一番、便利です)
★これだけ目を通してから、その日の新聞を見ると、よりよく政治の動きが理解できます。普通、新聞は、ソファでくつろいで開きますね。私は書斎でパソコンを開いて、読みます。重要政策に関する記事については、その元のナマ資料である報告書・答申などは、クリックするだけでパソコン画面に全文が読めますから、実に”効率的”。 もう長年の私の朝の習慣です。
★小泉首相になってから政府広報はガラリと変わりました。一言で言って、ガラス張り度がウンと高まりました。実際に開いてご覧になると、直ちに理解できますが、ホームページ『首相官邸』の内容は実に充実しています。感心するのはその早さ。「国民に知らせる」姿勢が実感できます。
★特に目を瞠るのは、国民一人一人に、毎週、自ら時、折々の政策を説明する積極的な姿勢です。それは、『小泉内閣メールマガジン』という個人宛メールで毎週木曜日に届きます。2001年6月14日付けで創刊されてもう4年以上が過ぎて、今日、配信されたのは209号。毎週、トップは小泉首相の[らいおんはーと ~ 小泉総理のメッセージ] 歯に衣着せぬ一言居士の弁。良いです。【バック・ナンバー一覧】
★そこへ、今度は、『インターネットテレビ」で官邸からの情報配信を始めるそうです。11月10日(木)からの本格運用に先立ち、簡単な紹介、予告ムービーの公開が10月29日から始まりました。『首相官邸』のホームページを開くと、その題字下トップに小泉首相の顔写真入りで「政府インターネットテレビ」の横一段ぶち抜き”コマーシャル”が出ていますので、そこをクリックすると見られます。
★IT情報革命時代の新技術を活かして、次々と、新しい実用実験を興して、国民にその実用価値を問いかける小泉首相の政治手法も注目に値します。私は10年前にパソコンを使った遠隔個別授業を始めました。自戒を込め学生に口やかましく指導したのは、「ITをいうなら、ITを実践して見せろ」 「評論より実作を」です。
★実際のところ、「IT、IT」とかけ声には我先に、と乗るものの、自らは何もしない”口先人間”はゴマンといます。先人未踏の新分野は大きな危険を伴います。そんな中で「率先垂範」 政府広報に次々と新しい試みを打ち出して、「国民一人一人と結ぶ」政治、先導的試行されるのは立派です。
★今年、政府与党、野党を問わず、政界全般を見渡して、始まった新しい
広報活動は、ネット利用で個人に政治参加を呼び掛けるアプローチです。”国民のみなさん”といった得体の知れない抽象ではなく、ネットに接続し、パソコンの前で、クリックすることによって政治に目を向ける個人に丁寧に政策を説明する政党の広報活動が目立って多くなって来ました。
★中でも特記に値するのは、ブロガーへの積極的な接近です。この新傾向については8月に、[5102] 『Grip Blog』・・・・泉あいさんの挑戦 でもご紹介しましたが、泉さんの行動は、次々と波紋を広げて与野党ともにブロガーを対照にした「記者会見」を常態化する方向に進んでいます。
★IT利用で政治権力と個人が直結するのは非常に好ましいことです。夢の直接民主主義政治に近づく回路が今、開かれつつある、との実感を覚えます。それは、閉ざされた政界で独占した情報で世論を導いてきたこれまでのマスコミの諸特権をもぎ取ります。新聞・テレビ・ラジオ・雑誌・・・あらゆる既成マスコミも一大変革の時代に入ります。言論の”百家争鳴・百花斉放”、ビッグバーンが始まりそうです。その胎動は確実に始まっています。
★そうなると・・・私たちと、大手大新聞は、情報発信者としては全く同格。直に政府から情報を取り、意見を述べ、評論し、世論に訴える。その気になれば、ブログを使って、自ら、ラジオ、テレビの放送を始めるのも可能です。誰でも使えるソフトはネット上にいっぱい公開されています。もうハードは整っています。後は、個々人が、どんなコンテンツを開発するか? 素晴らしい時代が開けそうですね。
【同文縦書】(PDF9kb)
(お薦め) ●「PDFファイル」は、現在、ご使用のブラウザで直に開くのではなく、一旦、ハードディスクに保存して下さい。その後、ダウンロードしたPDFファイルをクリックしてご覧下さい。
◆方法は、ポインターをリンク上に置く→→マウスの右ボタンを押し→→「対象をファイルに保存」を選んでクリックするとハードディスクにダウンロード出来ます。(その際、ダウンロード先の場所指定を忘れないでください。デスクトップが一番、便利です)
by zenmz
| 2005-11-04 00:00