2007年 01月 31日
【7068】 お粗末閣僚は野垂れ死 |
★今日は、私の持病の定期診療日で午前中、病院へ行っておりました。待合室のテレビを見ていると、参院本会議の代表質問を中継してます。折から安倍首相の発言中でした。、「閣僚の発言は重く、多くの女性の心を痛めたことに、私も深くおわびする」と謝罪しています。言わずとしれた柳沢厚生労働相の「女性は子どもを産む機械」発言の後始末ですね。でも、ピンぼけ この首相、どこかちょっとズレています。 ★閣僚の問題発言に首相が自ら任命権者の責任として謝罪するのは極めて異例のことです。ビックリすると同時に、なぜ、人格を疑う発言で野垂れ死に寸前の柳沢厚生労働相をかばい、自分が陳謝するのか、と思いました。★首相が陳謝せざるを得ないような不始末を閣僚が仕出かしたのならクビにするのが当たり前、クビにしないで、何を謝っているのか? 奇妙な陳謝ですね。▼民主、共産、社民、国民新の野党4党は31日午前、国対委員長会談を開き、一致して柳沢厚労相の辞任を求めていくことを確認したばかり。 むしろこれで弾みがついた格好です。★ 今、テレビニュースを見ると、自民党の矢野哲朗・参院国会対策委員長は31日昼、国会内で、塩崎官房長官と会談し、「06年度補正予算案の審議は乗り越えても、07年度予算案の審議はもたない。参院選にもマイナスだ」と述べ、別の同党閣僚経験者も「すぐ辞めるべきだ。かばい続けると、矛先が首相に向けられる」と述べた、と伝えられています。★ 自民・公明両党は、とりあえず同日午後に衆院予算委員会で開かれる2006年度補正予算案審議について、民主党などが欠席しても、粛々と進め、2月2日の委員会採決、衆院通過を目指す方針を確認したものの、続く07年度予算案の審議は全くメドガたたぬ状態。更に目先、2月4日には、愛知県知事選と北九州市長選があります。このままだと、両選挙に大きな痛手になるのは必至。柳沢厚労相辞任は時間の問題になってきました。★ 安倍さんも下手ですね。この一件は首相が謝るのではなく、責任をとらせてクビ、更迭するのがスジです。そうであってこそ初めて国民の信頼が得られる。首相が謝って、本人は恋々と地位にすがり付き、それも持たなくなって、野垂れ死にとなると・・・やはり論功行賞のツケですね。次々と続く混迷・もたつき、すべて”人情がらみ”なんですね。最後まで自分で始末せざるをえません。
【続報】
柳沢厚労相「機械」発言問題は、与野党攻防激突の様相を深めてきました。★31日午後の衆院予算委員会は、民主、社民、国民新の3党が欠席する中、尾身財務相が2006年度補正予算案と07年度予算案の提案理由説明を行いましたが、共産党も「正常な状態ではない」と開会前に退席、結局、全野党が審議拒否 ★民主党は31日午後、党本部で小沢代表らが協議し、厚労相が辞任しない限り、1日以降も審議拒否を続ける方針を確認し、社民、国民新両党も同調を決定。★政府・与党は厚労相の辞任に応じない方針。これを受けて衆院予算委の与党理事は、1日に補正予算案の実質審議に入る方針を確認、当初の予定通り、2日の予算委で採決し、同日中に衆院を通過させる構え。★しかし、参院予算委員会は、31日に予定していた補正予算案などの提案理由説明も出来ない混迷状況で、予断を許さない緊迫した状況が続いています。
【野党女性議員が自民・公明の女性議員に同調呼びかけ】
一方、野党4党の女性議員らは、柳沢厚労相を辞任に追い込むため、自民・公明両党の女性議員にも同調するよう呼びかけていくことを決めました。▼民主党の円より子副代表は「産みたいのに産むことができない女性はほんとうに傷ついており、失言では済まない。辞任は当然だ」 ▼共産党の吉川春子参議院議員団長は「安倍総理大臣が『厳重注意』で済ませてやり過ごそうとしているのは許せない ▼社民党の福島党首は「このような厚生労働大臣の下では国会の審議はできない。こうした大臣をかばっている総理大臣官邸は鈍いし、甘い」 ▼国民新党の後藤博子参議院議員は「日ごろから女性を『産む機械』と思っているから出てきた発言だ」と、辞任要求の根拠を挙げて自民・公明両党の女性議員にも同調するよう呼びかけていくことを決めています。(以上、31日午後10時現在)
【続報】
柳沢厚労相「機械」発言問題は、与野党攻防激突の様相を深めてきました。★31日午後の衆院予算委員会は、民主、社民、国民新の3党が欠席する中、尾身財務相が2006年度補正予算案と07年度予算案の提案理由説明を行いましたが、共産党も「正常な状態ではない」と開会前に退席、結局、全野党が審議拒否 ★民主党は31日午後、党本部で小沢代表らが協議し、厚労相が辞任しない限り、1日以降も審議拒否を続ける方針を確認し、社民、国民新両党も同調を決定。★政府・与党は厚労相の辞任に応じない方針。これを受けて衆院予算委の与党理事は、1日に補正予算案の実質審議に入る方針を確認、当初の予定通り、2日の予算委で採決し、同日中に衆院を通過させる構え。★しかし、参院予算委員会は、31日に予定していた補正予算案などの提案理由説明も出来ない混迷状況で、予断を許さない緊迫した状況が続いています。
【野党女性議員が自民・公明の女性議員に同調呼びかけ】
一方、野党4党の女性議員らは、柳沢厚労相を辞任に追い込むため、自民・公明両党の女性議員にも同調するよう呼びかけていくことを決めました。▼民主党の円より子副代表は「産みたいのに産むことができない女性はほんとうに傷ついており、失言では済まない。辞任は当然だ」 ▼共産党の吉川春子参議院議員団長は「安倍総理大臣が『厳重注意』で済ませてやり過ごそうとしているのは許せない ▼社民党の福島党首は「このような厚生労働大臣の下では国会の審議はできない。こうした大臣をかばっている総理大臣官邸は鈍いし、甘い」 ▼国民新党の後藤博子参議院議員は「日ごろから女性を『産む機械』と思っているから出てきた発言だ」と、辞任要求の根拠を挙げて自民・公明両党の女性議員にも同調するよう呼びかけていくことを決めています。(以上、31日午後10時現在)
by zenmz
| 2007-01-31 16:29
| 現代社会論