2007年 08月 22日
【7378】 ネット時代に現実生活回帰を想う |
★ パソコンは、ほどほどにして、現実生活を大切に生きる。その必要を痛感し、実行に移してはや1ヶ月を経ました。明らかに私の生活は大きな変化を見せています。そして、本当に実感できる”生”そのものの喜びを深めています。
★ 「喜寿から傘寿へ」 80歳に向けて歩み始めた”彷徨人生”、無事、傘寿を迎えることが出来たら、私の「7777」は、大きな意味を持っていることを識るだろう、と思います。
★ 「7777」は、今年の7月に77歳の誕生日に当たり、多くの皆さんからいただいたご祝辞
「2007年7月に77歳、めったにないラッキー7が並びましたね」
自分は全くそのことに気づいていませんでしたが、指摘されてみれば、マコト! 希有の出来事ですね。
★ 喜寿の「7777」 その日の前後、確かに私の中では大きな変化が起こっていました。
一言で、それを表現すれば、「バーチャルよりリアル生活」 それにすべて集約出来るように思います。
その心境の一端は、つい先日、《【7374】 生活のバランス》でご披露いたしました。
★ 老後に残された少ない時間を想いますと、ネット上のバーチャル世界は如何にも空しく感じます。ネットもリアル生活と密着していてこそ意味がある。しみじみそれを痛感します。そしてバーチャル世界に夢を託するならば、より重要なバーチャル出会いが、他にある。古典に親しみ、古今東西の碩学と対座する。大学時代の恩師・今井仙一教授の最後の授業を思い起こします。【読書とは何か】
★ 今井先生の教えは、既に実行してはいます。しかし、これより先、ネットのバーチャルとの関わりは出来るだけ少なくし、ここ当分は、老子との対話に出来るだけ多くの時間を費やしたい、と願ってきました。
「7777」から改めて『老子』全文を写本し、心に定着させた一語一語を、注解に頼りながら、老子にジカに尋ねる時間を多く過ごすようになりました。
★ この1ヶ月に上巻を終え、今日より下巻『徳経』に入りました。
根源の哲理から見つめ直す「人の道」 2500年のタイム・トンネルを抜けて、老子は、丁寧に私と対座して下さいます。
私の第一のバーチャル世界はこちらにあります。
★ ベトナム孫娘たちは、「7777」に大きなプレゼントをくれました。
日越交換学習・・・日々の対面会話に加えてネットを使っての遠隔相互学習。ネットにリアル生活を乗せたい。私の願うパソコン利用の”仮説実験”の糸口が見つかりました。
★ 我が傘寿、80歳の誕生日頃、このベトナム娘たちは、全員揃って契約期限が切れて帰国します。それまで、これより2年半、その生活記録を日越両語のドキュメンタリー風に記録して行きます。年齢差50歳の爺・孫娘の共著『吉備高原に共に生きる』 それは、もう始まっています。
★ そして、
3年後、元気であれば、私たち夫婦も、この『著書』をぶら下げて、孫娘と共にベトナムを訪れたいと願っています。老いの身、また、新しい世界への夢が大きく広がっています。
★ 更に重要な問題。これは、先にも「生活バランス」エッセーでも触れましたが、パソコンやネットを好まない旧友たちや肉親と旧交を温める修復です。パソコンやネットを多用するようになり、私は、結果として、この最も大切な友人・肉親をなおざりにしてしまいました。ブログやSNSで発信した素材をDTP技法でインクプリント版「吉備通信便り」に再編集し、郵送することを始めたいと思っています。
★ 本来から言えば、こちらが初出の情報発信であるべきですね。
一人一人のお顔と、その消息に想いを馳せ、季節のご挨拶を申し上げながら、自分の今日をお伝えする。
それが最も大切な現実生活の「交わりの礼」でありました。その欠落を恥じております。
★ 現実生活を大切にする「7777」からの再出発。
日々の生活、24時間の有り様を、その視点でチェックし直し、イヴァン・イリイチの教えに立ち返り、老後余生の再構築へ修復作業を手がけるつもりです。これまでのブログやSNSでお知り合いになった方々へのコメント返しなどで齟齬を生じることもあるかもしれませんが、こうした心境の変化にございますのでご理解いただき、ご寛恕のほどお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
==== 初めてお訪ね下さいました皆様へ ====
私は、77歳の閑居老人です。
このブログには老後人生再構築の思い入れを込めております。
それをご理解くださいまして今後とも末永くご厚誼のほどお願い申し上げます。
[ご挨拶] ブログ【彷徨人生・・・喜寿から傘寿へ】について
★ 「喜寿から傘寿へ」 80歳に向けて歩み始めた”彷徨人生”、無事、傘寿を迎えることが出来たら、私の「7777」は、大きな意味を持っていることを識るだろう、と思います。
★ 「7777」は、今年の7月に77歳の誕生日に当たり、多くの皆さんからいただいたご祝辞
「2007年7月に77歳、めったにないラッキー7が並びましたね」
自分は全くそのことに気づいていませんでしたが、指摘されてみれば、マコト! 希有の出来事ですね。
★ 喜寿の「7777」 その日の前後、確かに私の中では大きな変化が起こっていました。
一言で、それを表現すれば、「バーチャルよりリアル生活」 それにすべて集約出来るように思います。
その心境の一端は、つい先日、《【7374】 生活のバランス》でご披露いたしました。
★ 老後に残された少ない時間を想いますと、ネット上のバーチャル世界は如何にも空しく感じます。ネットもリアル生活と密着していてこそ意味がある。しみじみそれを痛感します。そしてバーチャル世界に夢を託するならば、より重要なバーチャル出会いが、他にある。古典に親しみ、古今東西の碩学と対座する。大学時代の恩師・今井仙一教授の最後の授業を思い起こします。【読書とは何か】
★ 今井先生の教えは、既に実行してはいます。しかし、これより先、ネットのバーチャルとの関わりは出来るだけ少なくし、ここ当分は、老子との対話に出来るだけ多くの時間を費やしたい、と願ってきました。
「7777」から改めて『老子』全文を写本し、心に定着させた一語一語を、注解に頼りながら、老子にジカに尋ねる時間を多く過ごすようになりました。
★ この1ヶ月に上巻を終え、今日より下巻『徳経』に入りました。
根源の哲理から見つめ直す「人の道」 2500年のタイム・トンネルを抜けて、老子は、丁寧に私と対座して下さいます。
私の第一のバーチャル世界はこちらにあります。
★ ベトナム孫娘たちは、「7777」に大きなプレゼントをくれました。
日越交換学習・・・日々の対面会話に加えてネットを使っての遠隔相互学習。ネットにリアル生活を乗せたい。私の願うパソコン利用の”仮説実験”の糸口が見つかりました。
★ 我が傘寿、80歳の誕生日頃、このベトナム娘たちは、全員揃って契約期限が切れて帰国します。それまで、これより2年半、その生活記録を日越両語のドキュメンタリー風に記録して行きます。年齢差50歳の爺・孫娘の共著『吉備高原に共に生きる』 それは、もう始まっています。
★ そして、
3年後、元気であれば、私たち夫婦も、この『著書』をぶら下げて、孫娘と共にベトナムを訪れたいと願っています。老いの身、また、新しい世界への夢が大きく広がっています。
★ 更に重要な問題。これは、先にも「生活バランス」エッセーでも触れましたが、パソコンやネットを好まない旧友たちや肉親と旧交を温める修復です。パソコンやネットを多用するようになり、私は、結果として、この最も大切な友人・肉親をなおざりにしてしまいました。ブログやSNSで発信した素材をDTP技法でインクプリント版「吉備通信便り」に再編集し、郵送することを始めたいと思っています。
★ 本来から言えば、こちらが初出の情報発信であるべきですね。
一人一人のお顔と、その消息に想いを馳せ、季節のご挨拶を申し上げながら、自分の今日をお伝えする。
それが最も大切な現実生活の「交わりの礼」でありました。その欠落を恥じております。
★ 現実生活を大切にする「7777」からの再出発。
日々の生活、24時間の有り様を、その視点でチェックし直し、イヴァン・イリイチの教えに立ち返り、老後余生の再構築へ修復作業を手がけるつもりです。これまでのブログやSNSでお知り合いになった方々へのコメント返しなどで齟齬を生じることもあるかもしれませんが、こうした心境の変化にございますのでご理解いただき、ご寛恕のほどお願い申し上げます。
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==== 初めてお訪ね下さいました皆様へ ====
私は、77歳の閑居老人です。
このブログには老後人生再構築の思い入れを込めております。
それをご理解くださいまして今後とも末永くご厚誼のほどお願い申し上げます。
[ご挨拶] ブログ【彷徨人生・・・喜寿から傘寿へ】について
by zenmz
| 2007-08-22 11:28
| ネット考現学