2008年 06月 26日
【8093】 「営”農”」の心で3児の育児 |
★ 私は、毎日、全国の地方紙といわゆる業界紙を読んでいますが、『農業協同組合新聞』の「今日のニュース(08.6.25)」欄に「農水大臣賞に石川の吉川さん」という記事が出ていました。「石川県能美市の3児の母(39)-育児と仕事の両立」の脇見出しに惹かれて、読んでみました。
★ 先ず、この表彰は、農林水産省が、経営参画・社会参加をしている農山漁村女性のモデルとなるような活動をしている人を毎年、5人撰んで表彰しているもので、今年は、脱OLを決意し、”農”の心で子育てしながら見事に野菜専業就農者になって成功した石川県能美市の吉川香理さんが農林大臣賞を獲得しました。
★ 後の4人は、農水副大臣賞の松元裕子(41)=宮城県仙台市、農業(花、野菜)▽守川千穂(38)=熊本県山鹿市、農業(花)の2氏と、農水大臣政務官賞の田中小有里(28)=滋賀県東浅井郡湖北町、農業(水稲、ムギ、大豆)▽蓬莱智子(35)=兵庫県三田市、畜産業(肥育牛)の2氏となっています。
★ 皆さん、いずれも、お若い方々ばかりです。常に”寂れゆく”という枕詞で語られる農村で、どんな夢の営農を実現されたのか? 実に興味深く、早速、農林水産省のホームページを開いて見ました。最新の「報道発表資料」の中にありました。
★ 受賞者の業績を拝見してみましょう。
★ もう少し詳しく知りたいと思いました。ネット検索で探し回りましたら、それぞれの皆さんの業績を称える地方ニュースが見つかりました。「関係記事」としてリンクしましたのでご覧ください。28歳の経営者が定年退職者3人を雇用している田中さんのような例がある、とは、驚きですね。
★ トップの大臣賞を受けた吉川香里さんは、ご自身のホームページがありました。もう4年も前の古いもので、その後の更新はありませんが、トップページにこんな記述があります。
★ 私が一番、感動したのは、”農”の心で子どもを育てる、と言っておられる次の述懐です。本当に、そうですね。その通りです、と相づちを打ちながら拝見しました。
★ 授賞式は、今日(6月26日)午後2時から農林水産省特別会議室で行われるそうです。本当におめでとう。心からの祝意を送りたい気持ちです。
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** ご挨拶 **
ブログ【彷徨人生・・・喜寿から傘寿へ】公開に当たって
★ 先ず、この表彰は、農林水産省が、経営参画・社会参加をしている農山漁村女性のモデルとなるような活動をしている人を毎年、5人撰んで表彰しているもので、今年は、脱OLを決意し、”農”の心で子育てしながら見事に野菜専業就農者になって成功した石川県能美市の吉川香理さんが農林大臣賞を獲得しました。
★ 後の4人は、農水副大臣賞の松元裕子(41)=宮城県仙台市、農業(花、野菜)▽守川千穂(38)=熊本県山鹿市、農業(花)の2氏と、農水大臣政務官賞の田中小有里(28)=滋賀県東浅井郡湖北町、農業(水稲、ムギ、大豆)▽蓬莱智子(35)=兵庫県三田市、畜産業(肥育牛)の2氏となっています。
★ 皆さん、いずれも、お若い方々ばかりです。常に”寂れゆく”という枕詞で語られる農村で、どんな夢の営農を実現されたのか? 実に興味深く、早速、農林水産省のホームページを開いて見ました。最新の「報道発表資料」の中にありました。
★ 受賞者の業績を拝見してみましょう。
【農林水産大臣賞】の吉川香里(39)さんは、 石川県能美市で野菜栽培をしています。育児と仕事を両立できる職業として農業を選択し、脱OLを決意。転勤先である全く地縁のない土地で一人で就農し、成功しました。現在は、新規就農者が営農を軌道にのせる優良モデルとして、研修会や講演会を依頼される機会も多く、農村に希望の新風を吹き込んでいます。★ すばらしい業績ですね。正に”明日の農山漁村を担う女性”たち。それも、20代から30代の若い主婦たちばかりです。このような話題に接すると、日本の未来が、パッと明るくなります。
【農林水産副大臣賞】の松元裕子(41)さんは、宮城県仙台市で、花き、野菜の栽培農業をなさっています。就農時に両親と本人夫婦の話し合いにより、長期営農生活設計「我が家のライフプラン」を作成し、家族経営協定も締結。現在は、両親からの経営移譲も受け、花き生産、農産加工等を切り回しています。 【関連記事】
【同賞】を受けた守川千穂(38)さんは、 熊本県山鹿市で、花き農業に従事しています。夫と父の間で締結されていた家族経営協定について見直しを提案し、父、母、夫、本人の間で再締結。花苗の出荷額を自分の報酬とすることにより、農業経営に自覚と責任を持って参加できる環境を整備するなど現代化を試み、成功しました。 【関連記事】
【農林水産大臣政務官賞】の田中小有里(28)さんは、滋賀県東浅井郡湖北町で、水稲、麦、大豆の営農を現代化しました。アルバイト先の木津農園から「後継者になって欲しい」との要望を受け、就農を決意し、木津農園を改組して(有)「ニューファームSAYUR」を設立し、取締役に就任、経営中。 【関連記事】
【同賞】を受けた蓬莱智子(35)さんは 兵庫県三田市で肥育牛の畜産業を営んでいます。もともと農業への関心が高く、兄姉の理解を得て、就農を決意しました。子牛飼育を担当し省力化を実践。また、県農業青年クラブ連絡協議会会長等を務め、青年クラブ員に男女共同参画に関する情報提供等をし、若手農業者に考える場を創出しました。
【関連記事】
★ もう少し詳しく知りたいと思いました。ネット検索で探し回りましたら、それぞれの皆さんの業績を称える地方ニュースが見つかりました。「関係記事」としてリンクしましたのでご覧ください。28歳の経営者が定年退職者3人を雇用している田中さんのような例がある、とは、驚きですね。
★ トップの大臣賞を受けた吉川香里さんは、ご自身のホームページがありました。もう4年も前の古いもので、その後の更新はありませんが、トップページにこんな記述があります。
「うちのだんなはサラリーマン。農家に嫁いだわけでもないのに、”何で女一人でわざわざ農業なんか始めたん?”ってよく聞かれます。答えはプロフィールをクリックしてね」★ どうしてOLを辞めて農業を始めたのか? 育ち盛りの子ども3人を抱えて厳しい農作業と家庭経営をどう両立させているのか? 農業の未来にどのような夢を持っているのか? 聞きたいことがいっぱい出てきますが、それは、ご本人が一問一答で答えています。是非、プロフィルで直接、伺ってみてください。【プロフィール】
★ 私が一番、感動したのは、”農”の心で子どもを育てる、と言っておられる次の述懐です。本当に、そうですね。その通りです、と相づちを打ちながら拝見しました。
常日頃から、親が一生懸命働く姿を間近で見せるのが一番の教育だと思っており、その点農業は、働く姿はもちろん、種から芽が出た「わくわくする気持ち」や、どろんこになっても楽しい「収穫」を子供と共有できます。しかも身体が続く限り一生できる仕事なので、これだ!と思いました。★ それから4年、今回の受賞に繋がる”大発展”の記録は、ありません。しかし、この精神が見事に花開いたのでありましょう。深い感動を覚えます。広い日本。まだまだ埋もれたすばらしい人物は多くいらっしゃいますね。それも、若い人々、そこが、とりわけうれしいです。
★ 授賞式は、今日(6月26日)午後2時から農林水産省特別会議室で行われるそうです。本当におめでとう。心からの祝意を送りたい気持ちです。
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** ご挨拶 **
ブログ【彷徨人生・・・喜寿から傘寿へ】公開に当たって
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by zenmz
| 2008-06-26 00:00
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