2008年 10月 08日
【8197】 いきもの見つめて、暮らしを変えよう |
★ 9月の高温の影響で、いつもだと、そろそろ始まる紅葉が、ことしは全国的に遅れているそうですね。2階にある我が書斎の借景は、手前に桜、その先はモミジですが、両方とも、未だ青々としています。
★ ただ、虫の音はかなり騒がしく、吉備高原を歩くと、路傍の雑草は確実に季節の変わり目を伝えています。このところ続いた雨で、空気も澄み、朝夕は肌寒く、深まり行く秋の気配は濃厚です。
★ 最近、私も随分、自然の移ろいに敏感になってきました。トシのセイもありますが、もう一つには、環境省生物多様化センターが提唱し、始めた「いきものみっけ」運動に参加し、地球温暖化問題に深い関心を寄せるようになった、そのためでもあります。
★ 地球温暖化、と、いいますが、一体、それは、自然にどんな変化をもたらすのか? 国民一人一人が、具体的に自分が住んでいるいるその場所で、身近な生き物の生態を確認し、季節事に指定される動植物のありのままの姿をインターネットで送る、ただそれだけのことなのですが・・・・・。でも意識は随分、高まります。
★ この市民参加の「いきものみっけ」運動は、今夏から3カ年計画で始まりましたが、この秋には、ヒガンバナの開花、ススキの出穂とイチョウの黄葉などが観測指定生物になっています。そして観測結果は、過去十数年のデータと比較してウェブサイトに速報されます。
★ 自分たちが送ったデータで、身の回りの動植物は、環境の変化にどのように影響されているのか? また、どの様に適応しているのか? 既に今夏、調査したクマゼミの場合、これまで北限は南関東であったのが北関東に北上していることが判明し、専門家を驚かせています。
★ 政府広報を眺めていて、たまたま気づいたのですが、その趣旨が気に入りました。 この事業は、全国でのべ100万人の市民の皆さんに参加を呼びかけ、温暖化が身近な地域の出来事であることや、自分の暮らしに直接関わる問題(=自分ごと)であることに気づいてもらいたい、というのです。
★ 参加呼びかけの次の言葉にも共感しました。
★ 「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC:Intergovernmental Panel on Climate Change)によれば、気温が1.5―2.5度上昇すると生物の20―30%が絶滅の危機にひんするそうです。しかも温暖化はひそかに進み、気がつけば、時、既に遅し、というのが実情。市民一人一人の、日常の目配りが、その危機意識を高める。今、大切な市民教育だと思い、参加しました。
★ 地球温暖化問題・・・気候変動や温暖化の実態は、政府・産業界や科学者の問題というより、我々一人一人が、自分なりに、自分ごととして、日常生活の中で感じとるべきものだと思います。動植物の絶滅は、人間の生存危機への警告と見るべきでしょう。今こそ、その感性を磨かねばならない。そう想いました。
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** ご挨拶 ** ブログ【彷徨人生・・・喜寿から傘寿へ】公開に当たって
私がネット交友に寄せる想いをご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
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★ ただ、虫の音はかなり騒がしく、吉備高原を歩くと、路傍の雑草は確実に季節の変わり目を伝えています。このところ続いた雨で、空気も澄み、朝夕は肌寒く、深まり行く秋の気配は濃厚です。
★ 最近、私も随分、自然の移ろいに敏感になってきました。トシのセイもありますが、もう一つには、環境省生物多様化センターが提唱し、始めた「いきものみっけ」運動に参加し、地球温暖化問題に深い関心を寄せるようになった、そのためでもあります。
★ 地球温暖化、と、いいますが、一体、それは、自然にどんな変化をもたらすのか? 国民一人一人が、具体的に自分が住んでいるいるその場所で、身近な生き物の生態を確認し、季節事に指定される動植物のありのままの姿をインターネットで送る、ただそれだけのことなのですが・・・・・。でも意識は随分、高まります。
★ この市民参加の「いきものみっけ」運動は、今夏から3カ年計画で始まりましたが、この秋には、ヒガンバナの開花、ススキの出穂とイチョウの黄葉などが観測指定生物になっています。そして観測結果は、過去十数年のデータと比較してウェブサイトに速報されます。
★ 自分たちが送ったデータで、身の回りの動植物は、環境の変化にどのように影響されているのか? また、どの様に適応しているのか? 既に今夏、調査したクマゼミの場合、これまで北限は南関東であったのが北関東に北上していることが判明し、専門家を驚かせています。
★ 政府広報を眺めていて、たまたま気づいたのですが、その趣旨が気に入りました。 この事業は、全国でのべ100万人の市民の皆さんに参加を呼びかけ、温暖化が身近な地域の出来事であることや、自分の暮らしに直接関わる問題(=自分ごと)であることに気づいてもらいたい、というのです。
★ 参加呼びかけの次の言葉にも共感しました。
日本列島、百人百様の「自然」体験の集積。そこから、新たな自然観・生活観・社会観のイメージが、できるだけたくさん生まれることを願っております。そして、同時に、一人ひとりが日常生活の中でCO2排出削減行動に取り組んでもらう。正に”知行合一”ですね。そこが気に入りました。確かに・・・温暖化は、先ず、動植物の生態に影響を与えます。その変化は我々の生命、健康に直結しています。そこに気づけば自ら行動を・・・。
★ 「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC:Intergovernmental Panel on Climate Change)によれば、気温が1.5―2.5度上昇すると生物の20―30%が絶滅の危機にひんするそうです。しかも温暖化はひそかに進み、気がつけば、時、既に遅し、というのが実情。市民一人一人の、日常の目配りが、その危機意識を高める。今、大切な市民教育だと思い、参加しました。
★ 地球温暖化問題・・・気候変動や温暖化の実態は、政府・産業界や科学者の問題というより、我々一人一人が、自分なりに、自分ごととして、日常生活の中で感じとるべきものだと思います。動植物の絶滅は、人間の生存危機への警告と見るべきでしょう。今こそ、その感性を磨かねばならない。そう想いました。
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by zenmz
| 2008-10-08 00:29
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