2009年 03月 11日
【9071】 還付金ゼロ・・・確定申告の怪 |
★ 夫婦で確定申告に行って来ました。収入は年金だけ。他に収入は全くありませんからこの5年間の年間収入は、一定しています。申告で、税金が戻るのか? 追徴されるのか? その決め手は所得控除です。
★ それも、基本的には、配偶者控除、基礎控除、社会保険料控除だけ。
後の頼みは、生命保険料と医療費控除ですが・・・
生命保険は、後期高齢者に入った老夫婦はお呼びではありません。
過去に加入していたものは既に全部、満期。新しい保険には入っていません。
★ 残る頼みは、医療費控除です。計算しましたら6万円に満たず、小康を得た1年でした。
小康を得れば・・・節税効果ナシ。控除対象は10万円を超える額ですから完全にアウト。
「後、1800円ほど追徴になりますが・・・」
と、応対して下さった係の方が本当に言いにくそうにつぶやきました。
★ そして・・ご親切にも、
「寄付はしていないか? 売薬はないか? 病院通いの交通費は? 岡山まで大変でしょう・・・・」 随分、親切に、アレコレ挙げて、記憶の底を掘り返して下さいましたが・・・
いくらアタマを絞っても、何もありません。 と、その時。
★ 「そう言われれば・・・」と、妻が思い出しました。
「生協の以前からの継続生保があったはず」
係の方は、「ソレソレ、めんどうだけど、もう一度、それを持って来て下さい」
そして一旦、家に戻って、探したら、ありました。
★ 喜んで、直ぐその足で、それを届けたら・・・
「ヨカッタ。ホンのすこしだけど、還付金、戻りますよ。ここに預金通帳番号を入れて、ハンコをおしてください」
★ 税務の方も親身で親切な方がいらっしゃるものですね。
これも、多分、田舎に住んでいる特権でしょう。
列を作っている都会では、トテモ、トテモ、こういうワケにはいきません。
「ついでだから・・」 当たりに人気もないので、ちょっと雑談しました。
「その苦情、この1年間、オトシヨリからお聞きし続けてきました。何とも・・・私たちにもどうしようもないことで・・・ただただ申し訳ございません」
人の良さそうな好青年も本当に同情して下さいました。
★ 政治のカラクリ・・・この論法で庶民はダマされるのですね。
「ただ税率を変えるダケ。税額の総計は同じです」
そう言われた当時は、そうなのか、と納得できたような気になっていました。
★ 「国税」の確定申告をしたら・・・以前は”取り過ぎていた”もの。還付金でお返しできた。
でも、去年からは「その分は、地方税へ。国税には関係ありません」
ホントにキョットンです。こんな巧妙な増税法もあったのです。
ダマされた!、と、気付いても後の祭りでした。
★ 「去年のウラミツラミですが、言い忘れていたので、しっかり聞いてネ」
最後にちょっとコメントして「ハラ膨るる思い」を吐き出して、戻ってきました。
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** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
私のネット生活に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
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★ それも、基本的には、配偶者控除、基礎控除、社会保険料控除だけ。
後の頼みは、生命保険料と医療費控除ですが・・・
生命保険は、後期高齢者に入った老夫婦はお呼びではありません。
過去に加入していたものは既に全部、満期。新しい保険には入っていません。
★ 残る頼みは、医療費控除です。計算しましたら6万円に満たず、小康を得た1年でした。
小康を得れば・・・節税効果ナシ。控除対象は10万円を超える額ですから完全にアウト。
「後、1800円ほど追徴になりますが・・・」
と、応対して下さった係の方が本当に言いにくそうにつぶやきました。
★ そして・・ご親切にも、
「寄付はしていないか? 売薬はないか? 病院通いの交通費は? 岡山まで大変でしょう・・・・」 随分、親切に、アレコレ挙げて、記憶の底を掘り返して下さいましたが・・・
いくらアタマを絞っても、何もありません。 と、その時。
★ 「そう言われれば・・・」と、妻が思い出しました。
「生協の以前からの継続生保があったはず」
係の方は、「ソレソレ、めんどうだけど、もう一度、それを持って来て下さい」
そして一旦、家に戻って、探したら、ありました。
★ 喜んで、直ぐその足で、それを届けたら・・・
「ヨカッタ。ホンのすこしだけど、還付金、戻りますよ。ここに預金通帳番号を入れて、ハンコをおしてください」
★ 税務の方も親身で親切な方がいらっしゃるものですね。
これも、多分、田舎に住んでいる特権でしょう。
列を作っている都会では、トテモ、トテモ、こういうワケにはいきません。
「ついでだから・・」 当たりに人気もないので、ちょっと雑談しました。
◎ 「年金生活者の苦情を聞いてください。ことしは、もう観念していますから、追徴されるかも・・・と思っていました。しかし、去年はショックでした。税制改正で所得税と地方税の計算方式が変わったでしょう。当時は、合計額は同じ、ただ国と地方の配分率が変わるだけ・・・との説明でしたね」★ 係の方も同意してくれました。
◎ 「確かに所得税は減りました。しかし地方税がドンと増えた。更に健保・介護などの社会保険料も上がった。公課の合計額で言えば、予想外に増えましたね。そして、3月。いつものように確定申告しましたら・・・戻って来たのは僅か数千円でした」
◎ 「なぜか? 分かりますか? その前年には20万円ほどの還付金があったのです。それは全部、地方税の方に持っていって所得税の額が減った。だから還付請求しても”払ってないものはお返しできない”という理屈で返って来なかった」
「その苦情、この1年間、オトシヨリからお聞きし続けてきました。何とも・・・私たちにもどうしようもないことで・・・ただただ申し訳ございません」
人の良さそうな好青年も本当に同情して下さいました。
★ 政治のカラクリ・・・この論法で庶民はダマされるのですね。
「ただ税率を変えるダケ。税額の総計は同じです」
そう言われた当時は、そうなのか、と納得できたような気になっていました。
★ 「国税」の確定申告をしたら・・・以前は”取り過ぎていた”もの。還付金でお返しできた。
でも、去年からは「その分は、地方税へ。国税には関係ありません」
ホントにキョットンです。こんな巧妙な増税法もあったのです。
ダマされた!、と、気付いても後の祭りでした。
★ 「去年のウラミツラミですが、言い忘れていたので、しっかり聞いてネ」
最後にちょっとコメントして「ハラ膨るる思い」を吐き出して、戻ってきました。
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** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
私のネット生活に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
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by zenmz
| 2009-03-11 23:46
| 現代社会論