2009年 03月 29日
【9087】 宇宙・・・解き明かすのはあなた |
★ ことしは、国連提唱の「「国際天文年」(IYA2009)です。その最大の呼び物である「世界中で宇宙を観ようよ100時間」 (原題:100 Hours of Astronomy)がいよいよ4月2日~5日までの4日間、全世界で一斉に行われます。
★ 世界中の天文台が一般人に望遠鏡を開放し、また天文台の観測研究現場を生中継してネットでリアルタイムに24時間公開する画期的な試みが、国際的な協力体制で行われる予定です。何が、どのように行われるのか?
★ このところ私は、毎日、世界天文年2009日本委員会のホームページや事務局から送られて来るメールマガジンとニューズレターを熱心にチェックしています。【IYA2009】の世界企画、日本企画とも、2008年末から2010年初頭までのロングラン、しかも多種・多様でとてもここに紹介できませんが、 「世界中で宇宙を観ようよ100時間」 は、その中でも最大のメイン・イベント、と言われています。
★ 中でも、皆さんにも是非、ご覧になるようお薦めしたいのは、「天文学者のブログ Cosmic Diary」 世界天文年2009の世界企画のひとつです。世界中の天文学者が彼らの仕事や生活、興味ある事柄を日記(ブログ)で綴ります。 日本からはJAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙科学研究本部の4名の天文学者が、ブロガーとしてその日常を綴っています。
★ 私は海と空が大好きなのです。身体や気持ちが疲れると、すべてを投げ出して、夜空の星を眺めて来ました。漆黒の天空。ジッと久遠の彼方に目を凝らしていると吸い込まれそうな神秘に満ちた大宇宙。これを世界の人々と共に眺めて壮大なロマンを共有したいと思っています。
★ 記念事業最大のイベントは、今月、米航空宇宙局(NASA)が打ち上げた探査機「ケプラー」でした。太陽系以外の地球に似た惑星を探すのが任務。人類究極のナゾ「宇宙に地球以外に生物が存在する星があるのか?」・・そのナゾ解きに挑戦しました。
★ この先、太陽系以外の惑星探査が進めば、確実に地球以外の星に”いる”知的生命体に近づきます。それはかつてのSFの想像の世界ではなく、現実の確認になって来ました。ただ、その確認は、最低、数十年かかるとか。何しろ”宇宙人”と出会っても、その交信には往復数十年単位の時間がかかります。
★ 空を見上げる。その時、私たちの価値観は大きく変わります。1年先、3年先、5年先・・・そんな雑事は、一瞬より短いです。久遠の彼方と語り合う時間。今、私たちが「自己解放」のために一番、大切なことかもしれません。
★ 世界の主要天文台を結んで24時間体制で四日間、100時間に及ぶこの大事業の国際的な調整のため「国際天文学連合」(IAU)にワーキング・グループが設置され、その事務局がドイツ・ミュンヘンの「欧州南天文台」(ESO)本部に置かれて運営指揮をするそうです。
★ この「世界企画」の事業内容の柱は二つ。世界中の天文台が一般人に天体望遠鏡を開放して実際に星の観察機会を提供すること。それと、世界の著名な代表的天文台の観測現場をリアルタイムにネット上の「ウェブサイト」で4日間、24時間体制で、実況中継する試みです。
★ 世界天文年のスローガンは、「宇宙・・・解き明かすのはあなた」(The Universe: Yours to Discover) 宇宙は、あなた自身の目で・・・そう呼びかけながら、日本委員会は、次の参考資料をホームページにリンクで提供しています。私は今、4月2日開幕に備えてクリックしまくっている最中です。
【注】 関連記事: 【9003】 宇宙ロマン開幕の”IYA2009”
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** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
私のネット生活に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
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★ 世界中の天文台が一般人に望遠鏡を開放し、また天文台の観測研究現場を生中継してネットでリアルタイムに24時間公開する画期的な試みが、国際的な協力体制で行われる予定です。何が、どのように行われるのか?
★ このところ私は、毎日、世界天文年2009日本委員会のホームページや事務局から送られて来るメールマガジンとニューズレターを熱心にチェックしています。【IYA2009】の世界企画、日本企画とも、2008年末から2010年初頭までのロングラン、しかも多種・多様でとてもここに紹介できませんが、 「世界中で宇宙を観ようよ100時間」 は、その中でも最大のメイン・イベント、と言われています。
★ 中でも、皆さんにも是非、ご覧になるようお薦めしたいのは、「天文学者のブログ Cosmic Diary」 世界天文年2009の世界企画のひとつです。世界中の天文学者が彼らの仕事や生活、興味ある事柄を日記(ブログ)で綴ります。 日本からはJAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙科学研究本部の4名の天文学者が、ブロガーとしてその日常を綴っています。
★ 私は海と空が大好きなのです。身体や気持ちが疲れると、すべてを投げ出して、夜空の星を眺めて来ました。漆黒の天空。ジッと久遠の彼方に目を凝らしていると吸い込まれそうな神秘に満ちた大宇宙。これを世界の人々と共に眺めて壮大なロマンを共有したいと思っています。
★ 記念事業最大のイベントは、今月、米航空宇宙局(NASA)が打ち上げた探査機「ケプラー」でした。太陽系以外の地球に似た惑星を探すのが任務。人類究極のナゾ「宇宙に地球以外に生物が存在する星があるのか?」・・そのナゾ解きに挑戦しました。
★ この先、太陽系以外の惑星探査が進めば、確実に地球以外の星に”いる”知的生命体に近づきます。それはかつてのSFの想像の世界ではなく、現実の確認になって来ました。ただ、その確認は、最低、数十年かかるとか。何しろ”宇宙人”と出会っても、その交信には往復数十年単位の時間がかかります。
★ 空を見上げる。その時、私たちの価値観は大きく変わります。1年先、3年先、5年先・・・そんな雑事は、一瞬より短いです。久遠の彼方と語り合う時間。今、私たちが「自己解放」のために一番、大切なことかもしれません。
★ 世界の主要天文台を結んで24時間体制で四日間、100時間に及ぶこの大事業の国際的な調整のため「国際天文学連合」(IAU)にワーキング・グループが設置され、その事務局がドイツ・ミュンヘンの「欧州南天文台」(ESO)本部に置かれて運営指揮をするそうです。
★ この「世界企画」の事業内容の柱は二つ。世界中の天文台が一般人に天体望遠鏡を開放して実際に星の観察機会を提供すること。それと、世界の著名な代表的天文台の観測現場をリアルタイムにネット上の「ウェブサイト」で4日間、24時間体制で、実況中継する試みです。
★ 世界天文年のスローガンは、「宇宙・・・解き明かすのはあなた」(The Universe: Yours to Discover) 宇宙は、あなた自身の目で・・・そう呼びかけながら、日本委員会は、次の参考資料をホームページにリンクで提供しています。私は今、4月2日開幕に備えてクリックしまくっている最中です。
参考資料集
Web連載まんが「ガリレオくんと仲間たち」
天文現象カレンダー
星空ブックフェアオンライン
世界天文年参加・実施マニュアル ウェブ版
【注】 関連記事: 【9003】 宇宙ロマン開幕の”IYA2009”
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** ご挨拶 ** ブログ【傘寿を生きるロマン日記】公開に当たって
私のネット生活に寄せる想いです。ご理解賜りたくご一読をお願い申し上げます。
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by zenmz
| 2009-03-29 01:59
| 現代社会論